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Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 40日目 2012年7月2日 聖地へ

6時起床。

とうとう最後の朝がきてしまった。

これが本当に最後の朝?

信じられない。。

楽しかった前夜祭の余韻は完全に無くなり、再びセンチメンタルな思いが巡る。

1時間ほどベッドの中でぼーっとし、7時にすーさんを起こし、準備を始める。

おなかが全然空いてなかったので、何も食べずに7時半に出発。

ヒヨさんらは、もう少ししてから出発するという。

「じゃ、また後で!ブエンカミーノ!」

「ブエンカミーノ!」

アルベルゲを出て、アスファルトの道を進む。

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もう遠くにはサンティアゴの街並みが見えていた。

どんどん近づいてくるサンティアゴ。

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モンテドゴゾからサンティアゴまでは約4.5km。

1時間ほどで到着してしまう。

1ヶ月以上前から目指していた場所なのに。

まだまだ歩き続けていたいという思いがあるからか、ゆっくり、ゆっくり歩く私たち。

長い坂道を下りているときに見かけた変わった建物。

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坂を下りきると、車道に出る。

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サンティアゴのサイン。

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だいぶ建物もお店も増えてきた。

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人通りもちらほら。

道行く人の日常の暮らしが、なんだか別世界の物に見えるのはなぜだろう。

学校に行く子供、会社に向かう人、お店の開店準備をする人、カフェで新聞を読む人。

明らかに非日常なのは私の方なのに、巡礼のライフサイクルがすっかり私の日常となっていた。

そうだ、これが日常。現実の世界。

そう言い聞かせるうち、ようやく巡礼最終日という実感が湧いてきた。

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そしてサンティアゴの旧市街はもうすぐそこ。

サインに従って、黙々と進む私たち。

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突き当たりを左に進む。

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そして、右手に大きな建物を見ながら進み、

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この門をくぐると、左手に現れたのは。

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私たちは無言のまま、40日かけてようやくたどり着いた聖地を見上げた。

美しい・・・。

湧きあがってくるのは、静かな感動。

ついに!やった!!という、熱い感動ではなかった。

「ついに、来ちゃったね。」

「うん。」

私たちは、大聖堂の正面へと進んだ。

足元にはコンチャが彫ってある。

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荘厳で美しい大聖堂を無言で眺める。

この聖地を目指してひたすら歩いた40日。

キリスト教徒でも、何か強い思いを抱いていたわけでもなかった。

ただ、エルサレムで見た巡礼者のように、私も何かを感じたい、そう思っただけ。

歩き終えた今、私は何かを掴めた?歩く前より成長できた??

ずっと目指していた聖地が目の前にあるのに、なんだかふわふわした感覚に陥る。

「40日も歩いたなんて、信じられないね。ついにここに戻って来た。前回来た時、絶対に次は歩いてここへ戻ってくるってヤコブの像に誓ったんだよ。」

そう言って、すーさんは足元のコンチャにキスをした。

彼は2010年に、すでにこの地を訪れていた。しかし、飛行機で。

一応クリスチャンのすーさん。やはり私とは感じているものも違うだろう。

静かな感動を味わった私たちは、巡礼事務所へ向かう。

事務所の前には、すでに数名の巡礼者が列を作っていた。

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私たちも列に並び、しばし待つ。

そして9時。巡礼事務所がオープン。

中へ入り、建物の2階へ上がる。

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しばらく待つと、私の順番がまわってきた。

係りのお兄さんの前に行き、40日間肌身離さず持っていたクレデンシャルを見せ、質問に答える。

「オーラ!スペイン語は話せる?」

「オーラ!いいえ、英語でお願いします。」

お兄さんは、巡礼最後のスタンプをクレデンシャルに押した。

そして巡礼の目的を尋ねられる。

私の答えは、「スピリチュアル」。

宗教的な何かを感じたくて歩いていたのだけど、私はキリスト教徒じゃない。

まぁ、精神的な何かと言うと、もっと大げさな気もするけれど・・。

「おめでとう!これが証明書だよ。」

「グラシアス!!」

証明書を受け取った瞬間、私はやっと、自分が約800kmもの距離を歩き、聖地と呼ばれる場所へ辿り着いたという実感が湧いてきた。

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周りを見ると、他の巡礼者もみんな笑顔だ。

巡礼事務所には、笑顔が溢れていた。

少し興奮気味で証明書を手にした私たちは、再び聖なる場所へと向かった。

すると、巡礼事務所の近くでなんと、まさこさんと遭遇。

「お久しぶりです!まさこさんも今日ゴールですか??」

「いえ、私は昨日着いたんです。お疲れ様です!」

お互いに、無事ゴールできたことを喜び、記念に写真を一緒に撮ってもらう。

「では、またいつか、どこかで!」

そのあとすぐ、昨日の夜一緒だった、日本人の女の子たちにも遭遇。

彼女たちとも感動を分かち合い、ついでにお勧めのホテルを教えてもらった。

そして、再び大聖堂の前に立つ。

なんだろう、達成感?充実感?

とにかく、とにかくうれしかった。

ようやくテンションが上がってきた私。

大聖堂の前で、巡礼証明書と一緒に!

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大聖堂の前の巡礼者は、抱き合って喜びあったり、涙を流したり。

そういう巡礼者を見て、私も感動。

そうだ、これが味わいたかったんだ!

エルサレムの時は単なる傍観者だったけれど、私は今、巡礼者としてこの聖地に立ってるんだ。

心地よい感動に浸っていると、ヒヨさんらが到着した。

「お疲れ様!!おめでとう!」

「ついに到着!!でも信じられない!」

興奮気味の彼女たちは、巡礼証明書をもらいに事務所へ向かった。

「じゃ、僕たちは大聖堂の中に入ろうか。」

私たちはいよいよ、大聖堂へ足を踏み入れた。

ひんやりとした大聖堂は、天井が高く、意外とシンプルな感じ。

しかし奥にはゴールドに輝く祭壇。

残念ながら、入り口近くにあるヤコブの石像は、工事のためか囲いがしてあって触れることができなかった。

私たちは、祭壇へと近づいた。

そこには、ずっと会いたかったあの人がいた。

ヤコブ。スペイン語ではサンティアゴ。

カミーノ・デ・サンティアゴと呼ばれる巡礼路は、まさに彼に辿り着くための道。

キリスト教徒でもない私が、しかもレコンキスタの象徴とされた彼に会いに行く。

多くのイスラム教徒と接してきた中、そのイスラム教徒との闘いのシンボルである彼に会いに行く道を歩くのは、実は最初、しっくりこない気持ちもあった。

巡礼路では、彼がムーア人を踏みつける彫刻が多々ある。

そして、このカテドラルの祭壇の上にも、白馬にまたがりムーア人と戦う彼の像があった。

しかし、彼はあくまでもシンボルとして使われていただけ。

だって、彼が生きた時代、ムハンマドさえも誕生していなかったのだから。

レコンキスタが高まる中、ヤコブの遺骨とされるものがここで発見されたがために、シンボルとして使われた。

いや、実は民衆の戦意を高めるために・・誰かの骨を・・なんて、穿った見方で考えてしまったり。。

しかし、そのような邪な考えも無くなるほど、中央に鎮座するヤコブは美しかった。

彼の聖遺物がここにある、そう感じさせるパワーがそこにはあった。

すーさんは椅子に座り、何やら祈っている。

私は立ったままで、ヤコブを見つめていた。

「ね、あれやろうよ!」

と、祈り終ったすーさん。

そう、私が一番やりたかったこと!!

いつの日かテレビで見た、あのシーンがよみがえる。

祭壇の横の狭い階段を上ると、そこはヤコブの像の後ろに通じる場所。

列を作り、しばし待つ。

そしてすーさんの番。

そして、私。

私はまず、彼の背中に触った。

思っていたより大きい背中。

そして、抱きつき、目を閉じる。

あぁ、終わった・・・。

この瞬間、今まで感じなかった感動が沸々とこみあげてきた。

そしてそのまま数秒、その余韻を噛み締め、

「無事にたどり着くことができました。ありがとう。」

そう小声で言って、彼から離れた。

・・・感動!

キリスト教徒でもないのに、涙が出そうになる私。

ようやく、全てやりきった感でいっぱい!!

それから私たちは、地下にあるヤコブの棺を見、大聖堂を後にした。

この間、写真を一枚も撮らなかったことに気づく。

いやー、本当に感動を体感してる時って、写真に残そうっていう感情も湧いてこないんだな~。

それに、この最後の瞬間は、カメラを通して見てはいけない気もする。

大聖堂から出ると、とっても清々しい気持ち。

この余韻をしばらく味わいたいけれど、今日泊まるとこを探さなきゃ。

「ね、すーさん、今日どこに泊まろう??」

「さっき、教えてもらったホテルに行ってみる??」

私たちは、そのホテルへ向かった。

それは、大聖堂に辿り着くすぐ前に見た、あの大きな建物の横にあった。

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なんか立派な建物・・。高そう・・。

恐る恐るフロントで値段を聞いてみると。

ツインルームで38ユーロとのこと。

うん、そんなに高くない!しかもこの立地で、朝食も付いていると言う。

私たちはここに泊まることに決めた。

チェックインは1時からとのことで、ロッカールームにバックパックを預け、私たちは再び大聖堂へ向かった。

ホテルを出たところで、ヒヨさんらに遭遇。彼女たちもここに泊まるという。

再び大聖堂に入ると、さっきよりも人が多くなっていた。

12時のミサ開始まで、私たちも座って待つ。

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座りきれないほどの人が集まり、12時にミサが始まった。

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美しく響く修道女の声。神聖な司教たちの声。そしてそれに続く巡礼者たちの声。

途中、今日ここに辿り着いた巡礼者たちの国籍が呼ばれたり。

厳粛な雰囲気の中、ミサは進んでいく。

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この聖なる空間にいること、そのことだけで私の胸はいっぱい。

なんだか夢の中にいるような、そんな感じだった。

そして、見れたらいいなと思っていた、ボタフメイロの準備が始まった。

やった!

ボタフメイロとは、大きな振り香炉。

その昔、到着した巡礼者を衛生面で清めるために行われていたらしい。

天井から吊るされた大きな香炉につながる太い綱を、数名の司祭?たちが手動で引っ張ると、香炉からは真っ白な煙が大聖堂内に漂い始めた。

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巡礼者、そして観客からは歓喜の声があがる。

美しいオルガンの音色、そして神秘的な煙。

その光景は、きっと一生忘れられない。

これで、巡礼全てが終わった。

不思議なことに、寂しいという気持ちは完全に無くなっていた。

外に出た私たちは、ヒヨさんらと一緒に再び感動を分かち合い、写真を一緒に撮った。

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そしてそこには、巡礼路で何度も会った、リーさん親子、レッドさんと呼んでいた2人組みの女性、そしてミンさんの姿もあった。

ミンさん以外の2組も、今日到着したとのこと。

ミンさんは、ポルトガルの道を1週間くらいで歩いてきたらしい・・!

「今からランチ、一緒に行こうよ!」

そう言って、私たちは巡礼者に有名だと言うレストランへ向かった。

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注文したのは、セットメニュー。

最初にみんなでワインで乾杯!

そして、こちらが前菜!量、多すぎ・・。

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メイン。

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デザート。

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これで9ユーロは破格!

それから私たちはホテルへ戻り、チェックイン。

シンプルイズベストなお部屋。

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上の方にある小さな窓からの景色。

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シャワーを浴び、一息ついて、街を散歩。

でも、やっぱりここに来てしまう。

大聖堂。

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相変わらず、辿りついた喜びを分かち合う巡礼者がいたり。

そういうシーンを見て、私たちもほっこり。

それから、見つけたスーパーでチーズやワイン、ハムを買い、ホテルへ。

夜ごはんは、スーパーで買ったものを持ちあって、ヒヨさんらとホテルのお庭で。

「夜の大聖堂、すごいキレイなんだよ!見に行こうよ!」

と、ミンさん。

今日は月がきれい。おそらく満月だ。

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昼間の賑わいが嘘のように静かになった通りを歩き、大聖堂へ。

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美しい!!

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穏やかな光に照らされた大聖堂は、本当に美しかった。

大聖堂の端では、音楽隊が楽器の演奏をしていたり。

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最後に、みんなでポーズ!

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美しい大聖堂を目の前に。

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いろいろな思いが頭を巡る。

ここを目指して歩いた40日。

もう駄目かも・・と思った初日のピレネー越え。

初めてバルではしごをした、パンプローナ。

カテドラルが印象的だった、ブルゴスにレオンにアストルガ。

思い出に残る地名を挙げたらキリがない。

でも、目を閉じて一番に思い出すのは、一面グリーンの麦畑だ。

雄大な自然や畑の美しさに、何度生きていてよかったと思っただろう。

身体の痛みも、その景色に何度癒されたことか。

そして、アルベルゲで出会った人たち。

エルサレムで見た巡礼者や、テレビで見たヤコブの像を見て、私も何か感じたい、信仰って、信じるってなんだろうっていう疑問の答えが何か見いだせればと思って歩き始めた道。

この道で、私は、疑似キリスト教徒体験をさせてもらった。

知りたいと思っていたことは、やっぱり疑似体験者が故、体感することは少なかったけれど、何ていうか、生きる上で大切なこと?みたいなものを学んだことは確か。

そして、自分がこれから何を大切にして生きていこうか、みたいな、うっすらとした人生観も。

それは、この道が、自分と向き合う時間をたくさんくれ、そして単純で単調な巡礼の生活リズムの中で、日本ではなかなか感じることのできなかったものを感じさせてくれたから。

また、出会った各国の巡礼者、巡礼者を毎日受け入れているアルベルゲのオスピタレロに貰った素敵な言葉たちからも学ぶことは多かった。

この道を歩くことで何かが変わったとは思わないけれど、いろんなことを考え、感じ、語り合うことで、自分を高めることができたのは間違いないと思う。

人生で壁にぶつかった時、迷いが出来た時、またいつかこの道を歩きたい。

宗教的ではない私にとって、ここは巡礼というよりは、自分と向き合える道。

そしてなにより、楽しい道!

40日間、本当に毎日楽しかった。

40日もそんな毎日を過ごすことが出来て、本当に幸せ。

怪我もなく無事に終えることが出来たことに感謝。

そして、40日の間、出会った巡礼者、オスピタレロ、町の人々全てに、ありがとう!

巡礼日記最後の締めくくりは、ある人がくれた素敵な言葉で。

「この言葉は、よい道をっていう意味だけど、道ってこの道だけじゃないじゃない?人生だってひとつの大きな道でしょ。だから、これからあなたが歩む人生という意味も込めて。Buen Camino !!」


<本日の移動>

Monte do Gozo~Santiago de Compostela

約4.5km

約1時間


<本日のアルベルゲ>

Hospederia Seminario Mayor ツインルーム38ユーロ

アルベルゲではなく、ホテル。一番安い部屋で38ユーロでした。朝食付き。この朝食がバイキング形式だけど、なかなか美味しかったです。部屋は安ホテルと言う感じで、とてもシンプル。ただ、立地はとても良い!大聖堂まで歩いてすぐ。あとホテル自体はとっても素敵な建物です。


<本日使ったお金>

巡礼証明書を入れる筒  1×2=2ユーロ
ホテル         38ユーロ
ランチ         9×2=18ユーロ
スーパー        9.6ユーロ

計           67.6ユーロ(1人33.8ユーロ)





ようやく、巡礼日記も、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着しました。

あ、でもあと2日ほど巡礼日記は続きます。

今日の日記の最後の方は、大げさ?というか、自分でも何を書いているのかよく分からないけれど・・、当時書いていた日記に残していた言葉をほとんどそのまま載せています。

日記には、もっと、!!!がいっぱい書いてあったけれど(笑)、それほど興奮してうれしかったのでしょう、あの時の私は。

日記を読んでいると、あの時の気持ちがよみがえってくるようです。

本当に楽しい40日間でした。

ありがとう。

ちなみに、これがクレデンシャル。

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スタンプたちは、毎日、泊まったアルベルゲで押してもらいました。

スタンプいっぱいのこのクレデンシャルは、巡礼証明書、そしてコンチャとともに、一生の宝物。

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10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ごめんね、そして、ありがとう。

サンティアゴ巡礼日記の残りをほそぼそとアップしている間、またまた訃報のお知らせが。

10日ほど前、もう一人の祖父が亡くなりました。

他県に住んでいて、最近ずーっと会っていなかった祖父。

久しぶりに見た祖父は、私の記憶の中の祖父と全然変わっていませんでした。

煙草とお酒が大好きで、背が高くダンディーな祖父。

破天荒な一面もあったみたいだけど、私の中ではかっこいい祖父でした。

なかなか顔を見せに行かなくてごめんね・・。そして、ありがとう。

それだけは伝えることができたのでよかったかな。。

最後に、煙草が大好きだった祖父の口に、叔母がそっと煙草を1本差しました。

それがとても祖父らしい最後で、穏やかな気持ちで送ることができた気がします。

外見も中身も対照的な2人の祖父が、同じ年に亡くなってしまうとは思わなかったけれど、その分、2人の祖母にはできるだけ会いに行きたいなと思います。

そうそう、お通夜、葬儀でびっくりしたことが。

イトコたちとも久々に会ったのだけど、みんな大きい!

女の子でも180cm近く!

家系的に私にも半分は高身長になる可能性はあったはずなのに・・ね。



さてさて、サンティアゴ巡礼日記、ようやく残すところあと少しとなりました。

サンティアゴに到着した日、そしてその後サンティアゴを去る日までのことも日記に残しておこうと思います。

サンティアゴ巡礼日記のあとは、マヨルカ島、そしてポーランド、ウクライナ、モルドバ、ルーマニアの旅の様子を記録していく予定。


写真は、1年前旅していたメキシコにて死者の日に撮ったもの。

盛大に、そして静かに故人へ思いを馳せる日。

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あれからもう1年。

早すぎる・・。
17:15 | 日本の日々 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 39日目 2012年7月1日 前夜祭

6時半起床。

準備をして朝食。

チョコパンとオレンジ。

そして7時半に出発。

カオンさんは一足先に出発した。

ちなみにこちらがアルベルゲのお部屋。

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そして食堂。

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アルベルゲの入り口には、ガリシア州の巡礼マスコットのハコベオくん(ちゃん?)。

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町の中をしばらく進むと、巡礼路は森(林?)の方へ。

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今日は霧が深い。

と、前方にいるカオンさんと歩いているの、ヒヨさんじゃない?

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足早に近づいてみると、やはりヒヨさん。

どうやら、違うアルベルゲに泊まっていたらしい。

「今日はどこまで歩くの?」

「明後日、サンティアゴでお昼のミサに出席したいから、今日は手前のモンテドゴゾに泊まる予定だよ。」

「そうなんだ!一緒だ!」

イネさんも今日はモンテドゴゾに泊まるらしい。

「じゃ、今日は前夜祭だね!一緒に夜ごはん作って食べようよ。」

「うん!キッチンとスーパーがあるといいね~。」

「じゃ、また!アルベルゲで!」

「ブエンカミーノ!」

そう言って先に歩く、ヒヨさんとカオンさん。

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時々、人気のない民家を通り過ぎる。

その廃屋のようなところに書かれていた文。

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壁に書くのは・・と思うけど、なかなか素敵な文句。

今日の前半は、ずっと森(林?)。

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最初の村というか今日の巡礼路唯一の村、Lavacollaまで約10km、ノンストップで歩く。

時々、視界が開けるものの、霧が深すぎて、何も見えない。

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そして寒い!

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でも、心地よい寒さ。

途中、こんなところをくぐって。

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また森の中へ。

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私たちのペースが遅いのか、ヒヨさんらはもう見えなくなっていた。

静まる森に響くのは足音のみ。

こういうところを歩くのも、今日が最後。

一歩一歩踏みしめながら歩く。

黙々と歩く巡礼者。

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そして、途中で見つけた石碑。

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サンテイアゴまで、あと13km。

そう、サンティアゴはもうすぐだった。

今日ゴールすることだってできる。

しかし私たちは、ヒヨさんと話したように、サンティアゴで毎日行われるミサに出席したかった。

歩き終えたその日に。

ミサの開始は12時。

その前に、巡礼事務所で巡礼証明書がほしい。

巡礼事務所が開くのは9時。

ということは、9時前にはサンティアゴに到着しなければならない。

なので今日は、ひとつ手前の、モンテドゴゾに泊まることにしたのだ。

出発して約1時間半。

このサインを過ぎて数分後、ようやく森を抜け、車道に出る。

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車道沿いのフェンスには、小枝で作られた十字架がいーっぱい。

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そして10分も歩くと、ラヴァコージャの飛行場が見えてきた。

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ゴォーという大きな音とともに、頭上に現れた飛行機。

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近い!

そして再び、木々の中を進む。

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この辺に来ると、霧はすっかり晴れ、太陽の光が差していた。

そんな暖かい日差しの中、颯爽と現れた馬乗り。

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かっこいい馬!

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9時半過ぎ、ラヴァコージャ到着。

「ここで休憩しよう。」

カフェに入り、カフェラテを注文。

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「すーさん、サンティアゴまで10km切ったね。」

「だね、あっという間だったね。」

各々、物思いにふける私たち。

と、カフェの先に目をやると、テントが貼ってあって、お土産のようなものが売っている。

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「私、ちょっと見てくるね。」

そう言って、テントへ。

テントの中には、巡礼グッズがいっぱい売っていた。

Tシャツ、コンチャ、アクセサリー・・・

しかもとても安い。

ということで、記念にランチョンマット2つ、コンチャ1つを購入。

その後、カフェで再びのんびりし、さあ、出発。

再び木々の間を進む。

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天気が良く、とても気持ちが良い。

20分ほど進むと、アスファルトの道。

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住宅地の塀にあった、飾り?

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面白い。

のどかな風景の中を進む。

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こんな小道を通ったり。

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青空が眩しい。

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塀の上にネコ。

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木々の間を抜け、最後の大きな上り。

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かわいいネコに癒され、住宅の中を進み。

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12時半頃、モンテドゴゾ到着

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さっそくアルベルゲへ向かう。

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この両側に見えるのは、全てアルベルゲ。

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チェックインまで時間があったので、敷地内を歩いてみる。

奥まで行くと、ホテルのようなもの、そしてレストランがあった。

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アルベルゲのチェックイン受付前に戻り、バックパックを置き、しばし待つ。

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そして1時半、チェックイン。

「コンニ~チワー!」

かなりフレンドリーなお兄ちゃんに受付をしてもらい、部屋へ。

廊下には部屋がずらりと並んでいる。

この建物が敷地内にいくつもあるのだから、相当な数の巡礼者が泊まれるのだろう。

部屋の中は十分広く、窓も大きいので明るく気持ちがよかった。

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フレンドリーな受付のお兄ちゃんにスーパーがあるか聞くと、スーパーは無いけれど、小さな食料品店があるらしい。

早速買い出しへ。

その前に、モニュメントをぱちり。

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この、アルベルゲのすぐ近くにあるモニュメント、ヨハネパウロ2世が訪れた記念に建てられたものだそう。

さて、書いてもらった地図を片手に教えてもらったところに行くと、そこはバル。

バルの中に入ると、横の方にまたドアがあって、食料品がちょっと置いてあった。

トマト、玉ねぎ、バゲット、そしてワインを購入。

アルベルゲへ戻り、まずはシャワーを浴びる。

そして料理開始。

今日のランチは、野菜たっぷりのパスタ。

残っていたお米も炊いて。

白ワインとともに、いただきます!

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あー、おいしい。幸せ。

「これが、巡礼最後のランチだね。」

「そうだね~。」

いつものパスタなのに、巡礼最後となると、なんとなく切ない気持になる。

食べ終えた後、片付けをし、部屋に戻ってしばらくすると、部屋のドアが開いた。

入って来たのは、イネさんだった。

そして、カオンさんにヒヨさん、初めて見る韓国人の女の子。

「おー!!偶然!!同じ部屋なんだ!」

「久しぶりー!!」

「イネさん、元気だった??」

偶然にも、私たちは同じ部屋になった。

「ね、今夜一緒に作って食べようよ!」

「もちろん!」

「私たち、シャワーを浴びてくるから、そのあと買い出しに行こう。」

「うん、でもお店、すっごく小さいよ(笑)」

イネさんたちを待っている間、共有スペースに行くと、なにやら盛り上がる巡礼者たち。

どうやら今日は、有名なサッカーの試合らしく、スペインとイタリアが戦っていた。

サッカーに興味のない私は、部屋に戻り、すーさんはそのまま観戦。

30分くらいして、すーさんも部屋に戻り、みんなで買い出しへ。

バルに行くと、歓声が外に聞こえるほどの盛り上がり。

その盛り上がりを横目に、私たちはとりあえずワイン3本だけ買い、アルベルゲへ。

そして、みんなで料理。

と、そこで再会したのは日本人の女の子2人組。

「お久しぶりです!」

私よりも小さくかわいらしい彼女たちとは、2度ほどアルベルゲで出会っていた。

イネさんらとも仲の良い彼女らも、一緒に夜ごはんを食べることに。

夜ごはんのメニューは。

イネさん、カオンさんのガーリックたっぷりパスタ。ヒヨさんのスープ。

良く分からないけれど、ガーリックたっぷりの韓国料理のようなもの。

そしてワイン3本にビール大瓶(1.5リットル!)2本。

キッチンのテーブルに料理を並べ。

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「カミーノ最後の夜に、乾杯!!」

それから、夜中の1時まで・・!

食べて、飲んで、しゃべって、飲んで。

みんなで楽しく盛り上がり、巡礼最後の夜を終えた。

こちらは、宴会途中で撮った写真。

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すーさん以外の女性陣で。

あー、楽しかった!

歩き始めて39日目。

巡礼最後の夜は、前日までのセンチメンタルな思いとは裏腹に、あっという間に過ぎていった。

しんみり思い返すこともなく、楽しい気持ちのまま。

明日はいよいよ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ!!


<本日の移動>

Arca~Monte do Gozo

約14.5km

約5時間


<本日のアルベルゲ>

Albergue de Monte do Gozo 5ユーロ

とっても広いアルベルゲ。1部屋には4つ二段ベッドが置いてあります。アルベルゲ全体は比較的清潔。ベッドはまあまあ清潔。キッチンは小さいけれど、調理器具は揃っています。
※2012年7月の情報


<本日使ったお金>

カフェラテ  1.3ユーロ
お土産    5ユーロ
アルベルゲ  5×2=10ユーロ
食料     8.7ユーロ

計      25ユーロ(1人12.5ユーロ)
10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 38日目 2012年6月30日 2人は命の恩人・・

5時半起床。

準備を済ませて、再びベッドでごろごろ。

6時20分頃起きて、朝食。

今日はリンゴのみ。

そして7時20分に出発。

リーさん親子はだいぶ間に、そしてヒヨさんは10分ほど前に出発した。

このメリハリのある感じというか、なんと言うか。

仲良くなったから一緒に歩こうとか、そういうのはなく、でもアルベルゲで出会ったら一緒に食事を作って食べる。

このスタンスが私は好きだった。

みんなが自分のペースを守っている。

800km近く歩く巡礼は、苦行じゃないけれど、ハイキングやトレッキングとも違う。

もちろん、景色も楽しみながら歩くのだけど、なんていうか、常にワイワイしながら歩く感じではない。

「自分と向き合う」ことができる巡礼で一番大切なことは、自分のペースで歩くことのような気がする。

目的によっては、数人でワイワイ進む巡礼者もいるだろうし、それはそれで楽しいんだけどね。

毎日20km前後、歩いている間私はあまりしゃべらない。

歩いている数時間の間、遠くの景色を眺めながら、いろいろなことに思いを巡らせる。

そんな沈黙の空間が心地よいと感じる人と歩かないと、ペースが乱されてしまう気がしていた。

初めての巡礼だからそう感じているのだろうけど、次の巡礼は、きっと余裕があるだろうから、ワイワイ歩くのもいいな~なんて思う。

さて、アルスーアの町を抜けると、巡礼路は今日も林(森?)の中へと続いていく。

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林の中を15分くらい進むと、少し視界が開け、美しい朝靄のある景色が飛び込んでくる。

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この景色を見ながらしばらく進む。

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再び林の中へ。

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黙々と林を歩いていると、なんだか胃が痛くなってきた。

どうしたのだろう。

胃が痛くなるってほとんどないのだけど・・。

ペースを落とし、ゆっくり歩く。

途中、バルを発見するも閉まっていて休憩できなかった。

がんばって林の中を進む。

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すると、右手にバルを発見。

巡礼者も見える。

「ここで休憩しよう!」

バルの中は巡礼者でいっぱいだった。

何か温かいものを・・と、ホットチョコを注文。

出てきたのはこちら。

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ミルクと、手前にあるのがホットチョコの素、Cola Cao。

バルでホットチョコを頼むと、必ずこのセットが出てくる。

温かいホットチョコを流し込み、しばしぼーっとしていると、胃の痛みが消えてきた。

あぁ、よかった。

このバルは居心地がとてもよかった。

隣のソファでは、ネコものんびりしていた。

カメラ目線。

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トイレも借り、30分ちょい休憩して、出発。

と、外に出た時、迫力のあるお顔の犬発見。

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良く見ると、首に巡礼のしるし、コンチャ(ホタテ貝)を下げている!

犬の持ち主に、「犬と一緒に歩いているのですか?」と聞くと、

「もちろん、そうだよ!」と。

すごいな~、犬と一緒にカミーノ。

でも、犬も大変だ(笑)

まさか、800km歩かされる?ことになろうとは。

でも毎日飼い主と一緒で楽しいのかな~。

「ブエンカミーノ!」

そう犬に声をかけ、歩きだす。

犬は、もちろん?無表情のまま。

こちらがバルの外観。

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そしてこのシュールな看板!

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これを見たら、胃が痛くなくても、喉が渇いてなくても、思わず入ってしまいそう。

さて、この先はしばらく、のどかな村の中を進む。

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朝から曇っていたのだけど、だんだん青空が見えてきた。

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淡いピンクのバラ。

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再び林。

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そして村。

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今日も林、村、林、という感じ。

巡礼路はこちら。

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大きななめくじ?

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巡礼路には、このなめくじがいーっぱい。

再び歩き始めて50分ほどすると、車道が見えてきた。

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車道沿いの小道を進む。

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すーさん、今日はクロックスで歩いている。

サンダルで歩く巡礼者は皆無に等しい。

本を読んでも、「靴は重要!」と書いているのに。

ま、すーさんは巡礼に関する本なんて一切読んでないしな。

コースもペースも私に丸投げ。

私はその方が自分のペースで進めるからよいのだけど!

というか、すーさんはトレッキングシューズも履かない。

普通のスニーカーで歩いていた。

そしてそのスニーカーも、実はかなり擦れていて、靴の裏から足が見えていた(笑)

だから、天気の悪い日は、サンダルの出番なのだ。

「仲の良かった同僚がくれたものだから、大切なんだ、このスニーカー。だから、カミーノはこのスニーカーで歩き終えたいんだ。」

と言っている。

すでに巡礼14日目くらいから少しずつ足が見えていたから・・きっと歩きにくいだろうに、本人はそれが勲章のように満足げに歩いていた。

さて、20分ほど車道沿いを進むと、再び林。

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そしてまた車道沿い。

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「ブエンカミーノ!」

そう言って横を過ぎて行く自転車の巡礼者に目が釘付けになった。

この前を走っているお父さんの自転車の後ろにはカートがついていて、中には2歳くらいの子供が座っていたのだ。

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ガタガタ揺れるカート。

800kmかは分からないけれど、揺れるカートの中で過ごすなんて、逞しい子に育ちそう!

しばらく進むと大きな車道を逸れ、小さな道へ。

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かわいらしい石造りの家が並ぶ。

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そして村を出、アスファルトの道を進むと、分岐点。

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しかし、巡礼路のサインがない。

一体どっちに進むべきか・・。

迷っていると、後ろから来た巡礼者が、少し迷って左の方へ進んで行った。

「とりあえず、あの人たちについていこうか?」

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しばらく大きな車道沿いを歩くと、左手にアルベルゲが見えてきた。

よかった。

あの巡礼者がいなかったら、右の方に進んで迷っていたかも。

1時頃着いたのだけど、チェックインはまだらしい。

巡礼者が列を作っているので、私たちも並ぶ。

30分ほど待ってチェックインの時間になったが、結局手続きが終わったのは2時過ぎだった。

荷物を置いて、キッチンをチェック。

広々としたキッチンには、調理道具が一通り揃っていた。

今日も自炊しよう!

「この村、スーパーあるかな・・。」

「とりあえず外を歩いてみようよ。」

巡礼路の進行方向に歩いてみるも、レストランしか発見できない。

その時、すーさんが一言。

「ね、あの前から来る学生風の子たち、エロスキの袋持ってない??」

確かに、私たちのご用達スーパー、エロスキの袋を持ってる!

「すみません、この近くにエロスキありますか??」

英語で聞いてみると、

「あっちにあるよ!でも、もうすぐシエスタ休憩があるから、急いだ方がいいかも。」とのこと。

やった!

学生風の子たちにお礼を言い、先を急ぐ。

と、あれ?、前から歩いてくる人、あれって韓国人のカオンさんじゃない??

私たちは大きく手を振ってみた。

すると、すごい笑顔で近づいてきたその人は、やはりカオンさんだった。

「久しぶり!!なんでこっちから歩いて来てるの??」

少し涙目のカオンさんが言う。

「私、途中で迷って、どこにもサインがないし、巡礼者も全然歩いていないし、もう、どうしようかと思ってたの!!!」

「そうだったんだー!大変だったね・・。。」

「2人に会えてうれしい!あー、ほんとに良かった・・。2人は命の恩人だ・・。」

カオンさんに、アルベルゲの場所を教え、私たちはエロスキへ。

昨日のサムギョプサルのおいしさが忘れられなかった私たちは、今日も作ろう!ということになった。

あと、夜のパスタ用のサーディーンの缶詰めなどなど。

そして、ヒヨさんが毎回持ち歩いているというバルサミコも買ってみる。

旅は巡礼後も続くし、使えそうだよね。

アルベルゲに戻り、すーさんがサムギョプサルを、そして私はサラダを作る。

ボウルがないので、いつものように鍋にサラダを盛り付ける。

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出来上がった時は、すでに4時になっていた。

ランチじゃないな・・・。

カオンさんを呼んで、3人で食べる。

「あぁ、おいしい・・。」

感動して食べるカオンさん。

本当にほっとしたのだろう。

1人で迷ったら、この辺は小さな村しかないし、巡礼路を外れていたら泊まるところも見つけられなさそうだ。

そりゃ、心細かっただろうな。。

「そうそう、昨日ヒヨさんと、リーさん親子と一緒のアルベルゲに泊まったんだよー。」

「そうなんだ!私は昨日は、そのひとつ先の村に泊まってたよ。イネさんも多分この少し先を歩いてると思うんだけど。」

そして、すでにサンティアゴに到着したミンさんは、どうもポルトガルのルートを歩いているらしい。

しかも、数日後には歩き終え、サンティアゴでカオンさんたちと合流するとのこと。

凄すぎる・・・。

遅すぎるランチをおいしく食べ終え、後片付けをし、シャワーを浴びる。

今日のシャワーは、完全なる冷水だった。

天気も悪かったし、歩いてすぐ後じゃなかったから、寒かった。

気合を入れて浴びる。

部屋に戻り、しばらくシエスタ。

7時ごろ起きて、夜ごはんの準備。

私がトマトソースとサーディーンのパスタを、すーさんがチョリソーとオリーブの炒め物を作る。

出来上がりがこちら。

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再びカオンさんと一緒に食べる。

ワインも進み、楽しく夜ごはんの時間が過ぎて行った。

後片付けをして、10時頃に就寝。

巡礼も、いよいよあと2日。

ベッドの上で、これまでのことを思い返してみる。

私がサンティアゴ巡礼を歩くことで感じたかったこと。

実は正直、それを感じられたことはあまりなかった。

でも、それとは違う何か、単純だけど大切な何かを感じていることは確かだ。

それに、なによりも楽しいのだ。

ただ歩くだけ、食べるだけ、なのに。

山の緑や石の家以外、何か特別なものを見ているわけでもなく、豪華な食事をレストランで取っているわけでもない。

ただ、単純な毎日が繰り返されているだけ。

それなのに、どうして心はこんなにも満たされているのだろう?

でもこの日々も、もうすぐ終わってしまう。

寂しい。。

やっぱりまだまだゴールしたくないなぁ・・・。

いや、でも、また来ればいいんだよね。

うん、いつか絶対に戻ってこよう。

いつか必ず。

まだ歩き終えてもいないのに、再びこの道を歩くことを決意した、巡礼38日目。


<本日の移動>

Arzua~Arca

約19km

約6時間


<本日のアルベルゲ>

Albergue de Arca de Pino 5ユーロ

なかなかキレイなアルベルゲ。キッチンは広々としていて、調理用具も一通り揃っています。シャワーは冷水でした。
※2012年6月の情報


<本日使ったお金>

バル     2.5ユーロ
アルベルゲ  5×2=10ユーロ
食料     14.5ユーロ

計      27ユーロ(1人13.5ユーロ)
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Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 37日目 2012年6月29日 台無しになった焼きそば

6時半起床。

準備をして、朝食にチョコパンを食べる。

そして7時40分頃出発。

メリデの中心から離れ、細い道を抜けると、車道に出る。

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そして郊外の村の住宅の間を通ると、巡礼路は林の方へと向かう。

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1時間ほど林の中を進む。

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今日はめずらしく、周りに他の巡礼者があまりいなかった。

林(森?)の中はとても静かだった。

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林を抜けると、次の村。

村に入る手前で、雨が降り出した。

カメラをバックパックに入れ、ザックカバーをかける。

しかし村に入って少し行くと雨が止んだ。

カメラを取り出す。

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石畳が続くかわいらしい村を抜けると、車道の下を潜り、のどかな道へ。

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牛もいたり。

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と、前の方を歩いているのは・・リーさん親子だ。

早足で駆け寄り、挨拶をする。

リーさんと話をしながら進んでいると、巡礼路は再び林の方へ。

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林を抜けると、サボテンが咲いていたり、馬がいたり。

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そして次の村に着いた時、リーさんたちはバルで休憩するということだったので、別れて私たちは先に進む。

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村を出ると、アスファルトの道に出る。

遠くに緑を見ながら歩いていると、再び雨が降り出した。

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結構強い雨。

民家の軒先で雨宿りをする。

ついでにチップスを取り出し、休憩タイム。

チップスを食べきり、しばらく様子を見るも、雨が止む気配はない。

しかし、かなり小降りになってきたので、出発することに。

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しばらく歩いていると、雨が上がった。

休憩したところから20分も進むと、今日の目的地、Arzuaが見えてきた。

アルスーアの入り口に咲いていた、きれいな花。

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町中を進んでいくと、前方にヒヨさん発見。

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「ヒヨさーん!」

「あー!こんにちは~。今日はここに泊まるの?」

「そうだよ。ヒヨさんも?」

「うん、そうしようかなーと。一緒のアルベルゲに泊まろうよ!」

そう言って歩き出そうとした時、後ろからリーさん親子がやってきた。

こうして私たち5人は、一緒のアルベルゲに泊まることになった。

「ね、お昼ごはんも一緒に作って食べようよ!」

「じゃ、キッチンのある、私営のアルベルゲに行こうか!」

というわけで、私営のアルベルゲを探し、チェックイン。

このアルベルゲは、受付がちょっとしたホテルのような感じになっていた。

そして、お部屋はこんな感じ。

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窓がないので暗いけれど、清潔。

キッチンもキレイで、器具も調味料もパーフェクト。

早速みんなでスーパーへ。

このアルスーアも、思ったより栄えていて、スーパーもいくつかあった。

「サムギョプサルにしようよ~。焼くだけでいいしね!」

ちょうど、それ用の豚肉も見つかり、ワイン、野菜、果物も買ってアルベルゲへ。

そしてみんなで料理開始。

私の担当はサラダ。

人様に食べさせられるのは、これくらいしか出来ない・・・。

すーさんはサムギョプサル係り。

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にんにくも一緒に焼いて。

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そしてヒヨさんは、持参している調味料やバルサミコを使い、韓国風のサラダを作っている。

リーさん親子は、ポテトを蒸かす。

みんなで料理するって楽しい!

そして、出来上がったのがこちら。

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外のテーブルで、いただきます!

サムギョプサルはジューシーで、ごはんは炊かなかったけど、リーさんの蒸かしたポテトと意外と合う。

あと、ワインにも合う!

そして、感動するほどおいしかったのが、ヒヨさんのネギサラダ。

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ネギや玉ねぎを薄く切り、調味料やチリを混ぜたもので、サムギョプサルと一緒に食べるとさらにおいしかった。

あ~、幸せ・・・。

そしてデザートはメロン。

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みんなで作って、みんなで食べるごはんは格別。

ごちそうさまでした!

その後、シャワーを浴び、私はしばしシエスタ。

5時半に起き、6時頃に再びみんなでスーパーへ。

夜ごはんも一緒に作って食べようということになったのだ。

こちらは、スーパー近くの公園にあった銅像たち。

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スーパーに到着。

「夜ごはんどうする??」

「私、焼きそば作るよ!」

と、ヒヨさん。

「焼きそば??」

「うん。ソースは無いけど、私醤油を持ち歩いているから、醤油風味の焼きそばになっちゃうけどね(笑)」

焼きそば、楽しみ!

「でも、麺が売ってないから・・このインスタントラーメンの麺だけ使おう。」

そう言って、インスタントラーメンを数個買う。

あとは、ワイン、そして、ここに来たら絶対食べようと思っていた、「アルスーアウジョア」というチーズを。

アルベルゲに戻り、キッチンへ行くと、数名の巡礼者が料理をしていた。

陽気なアメリカンのおばちゃんが、いろいろ話しかけてくる。

私たちは、キャベツ、ニンジン、玉ねぎを切り、炒め始めた。

「おいしそ~。」

「うん、おいしいと思う!」

そう言って炒めていると、ガッシャーン!という大きな音。

「Oh my god !!!」

アメリカンのおばちゃんが、大きな皿を割ったのだ。

そして・・その破片がコンロの周りに飛び散っている。

当然、ヒヨさんが炒めていたフライパンの中にも破片がいっぱい・・。

絶句するヒヨさん。

アメリカンのおばちゃんは、ただおろおろしていた。

アメリカ在住のリーさんのお母さんが、「大丈夫よ、みんなで片付けましょう。」と言い、アメリカンのおばちゃんを促す。

「炒めてたこの野菜たち・・もう捨てるしかないね・・・」

がっくり肩を落とすヒヨさん。

私たちが炒めていたものを捨てるところを見ても、アメリカンのおばちゃんは何も言わなかった。。

そして彼女は、連れのアメリカンと一緒に、自分たちのごはんを楽しそうに食べ始めた。

何だか悲しくなった。

ごめんと一言言ってくれれば、それで私たちの気も収まったのに・・。

ヒヨさんは一言。

「ムカつく!」

ははは、日本語完ぺき!

ポジティブなリーさんのお母さんは、「仕方ないわよ。残っているものを食べましょう!」と。

ということで、具無し焼きそば完成。

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でも、私たちにはこれがある!

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アルスーアウジョア!

このチーズ、まろやか、そしてクリーミーで食べやすく、とーってもおいしかった。

また赤ワインと食べると格別!

具無し焼きそばを上品に盛り付けて。

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デザートはメロンにみかん、そしてリーさんがくれたお菓子。

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具無し焼きそばは悲しい味がしたけれど、しゃべっているうちに、気が晴れ、おなかもいっぱいになった。

ごちそうさまでした!

その後、後片付けをし、9時半頃就寝。

今日は、意外とアップダウンがあって、楽に歩けたわけではないけれど、歩いた記憶より、アルベルゲでの記憶の方が大きかった。

でも、これも巡礼の醍醐味。

巡礼路で出会った人たちと食事を共にし、会話を楽しむ。

いつの日かのミュージックミーティングで、いろいろな国の人とコミュニケーションを取るのが好きで歩いている、という人がいたけれど、この巡礼は、まさにそれが出来るところだ。

普通の旅だと、出会う旅人とは次の目的地が違っていることが多いけれど、この巡礼は、皆が皆サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指している。

みんな歩く理由は違うけれど、目標は同じ。

そこから生まれる連帯感みたいなもの。

バックグラウンドは違っていても、共感できる何かを巡礼者は持っているのかもしれない。

巡礼も残すところ、あと3日。

この3日で私は何を感じることができるのだろう。

巡礼が終わるのが寂しい・・と言う気持ちは相変わらずだけれど、ほんの少しだけ、巡礼が終わりつつあるという実感が湧いてきた37日目。


<本日の移動>

Melide~Arzua

約14km

約4時間


<本日のアルベルゲ>

Albergue Via Lactea 10ユーロ

私営のアルベルゲ。清潔で、シャワールームもキレイ。キッチンも、調理器具、食器、調味料が全て揃っていて、使いやすかったです。
※2012年6月の情報


<本日使ったお金>

アルベルゲ  10×2=20ユーロ
スーパー   17ユーロ

計      37ユーロ(1人18.5ユーロ)
10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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