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Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 12日目 2012年6月4日 喧嘩と初めてのレストラン

6時起床。

朝食にパンとジャムとバターをいただく。

アルベルゲのオスピタレロが用意してくれたのだ。ありがたい。

6時45分頃出発。

今日は良く寝たからか、足取りが軽い。

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次の村までは4.8km、その後2つ村を通り、次の村まで7.2km。そしてその次の村までは12km。

今日はこの24km先の村、San Juan de Ortegaまで行こう。

ベロラドの中心を離れると、道路が見えてきた。

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道路を横切りしばらくすると、麦畑。

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1時間ほど歩くと、最初の村。

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村を出ると、再び麦畑が広がる。

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30分ほど歩き、次の村。うん、今日はいい感じで歩けている。

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村を抜けると、菜の花畑。きれいだ。

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肩の痛みもだいぶ少なくなってきた。ようやく私の肩が7kgのバックパックに慣れたのだ。

30分ほど歩いて、次の村到着。少し休憩。

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再び歩き始めると、また麦畑。しかし本当にきれいなグリーン。

機械で刈ったかのように、同じ丈の麦ずーっとが広がる。

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「Buen Camino !!」

通り過ぎたおじちゃんのバックパックを見ると、ミッキー。なんか癒される(笑)

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このあとも、ゆるやかな丘に広がる麦畑を上ったり下ったり。

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あ~、今日は穏やかに歩けるな~なんて思った矢先、すーさんと喧嘩。

何が原因だったのか、日記には書いていない。きっと大した理由じゃなかったのだろう。

頑固な2人はどっちも引かず、離れて歩く。

1時間ほど歩き、この細い道を過ぎると。

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村が見えてきた。

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コンチャと小鳥がかわいい窓辺。

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この村で休憩しようと言っていた私たち。小さな店の前ですーさんを待つ。

無言で到着したすーさん、2人は無言で買い物。

チョコ、パン、チーズ、サラミ、フルーツジュースを購入。

村の外れの公園でランチタイム。

相変わらず雰囲気の悪い二人。

この先、今日の最大の山、オカの山越えが待っている。しかも次の村まで12km、何もない。

「行こうか。」

すーさんが、スタスタと歩き出す。

いつもは私のペースに合わせて歩いてくれるのに、喧嘩をしている今、そんなことはお構いなしというふうにどんどん進んでいく。

あー、これはついていけない。自分のペースで行こう・・。

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この日も天気がすごく良くて、とっても暑かった。

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でも、1人で歩くのもなかなか良いかも。

私が今まで1人旅ばかりやってきたのは、自由だから。

どう歩こうが、どこに行こうが、何を食べようが、全部自分で決められる。

それが好きだった。1人が寂しいと思ったこともない。

だって、ホステルにしろ、観光地にしろ、結局誰かとコミュニケーションを取るのだから。

旅は、こうしたい、これを見たい、これを食べたい・・と、やりたいことがいっぱいありすぎる。

大好きな旅だから、誰かの意見に合わせてというのができないのかも。

旅以外のことは、逆に合わせたいタイプなんだけど・・。

あ~、1人旅がしたいな~。

なんて、1人旅を懐かしみながら進む。

すると、後ろからやってきたのはアメリカ人のおじさん。

「Hi !」

話しかけてくるおじさん。

彼は、アラスカからやってきたらしい。そして家族で歩いていると。

しかし彼の周りに家族はいない。

「僕らは一緒に来て、一緒のアルベルゲに泊まるけれど、それぞれ歩くペースが違うだろ?だから、アルベルゲを出たら、そこからはそれぞれのペースで歩くんだ。そして、泊まるアルベルゲをあらかじめ決めているから、そこで落ち合うんだよ。」

なるほど~。なんか個人主義の欧米ぽいスタイルだ。

1人のペースに他の1人が合わせる・・といったザ・日本スタイル?を取っていた私たち。

そうだよね、1人に合わせるってことは、1人が自分のペースを崩しているってことだよね。。

個人主義、協調主義、どっちのスタイルがいいかなんて分からないけれど、やっぱり1人に合わせるって大変だよね。

私たちの場合、巡礼は完全に私のペースだった。

すーさんにはすーさんのペースがあるだろうに、遅い私に合わせてくれるのは当然と思っていたかも・・。

私もどこか他のことですーさんの意見に合わせないといけないなぁ。

「君は1人で歩いているの?」

と、おじさん。

「えっと・・・2人で来たんだけど、今はそれぞれのペースで歩いているんです~。」

欧米スタイルで歩いている風を装う私・・。

しばらく歩くと、ひらけた場所に、横たわるすーさん発見。

「あ、あれ、一緒に来た人なんです、じゃ、ブエンカミーノ!」

そう言っておじさんと別れ、すーさんのもとへ行く。

「あれ、今来たんだ。ちょっと休憩してただけ。そろそろ行こうかな。」

おそらく私を待っていただろうすーさんは、そう言って再び歩き出す。

「あっ、そう。」

そっけない返事をし、私も後をついていく。

すると今まで見たこともないような坂道が見えてきた。

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あぁ、これはかなりきつそうだ・・。

写真で下から見るとそうでもないけれど、この坂は長かった。急だった。

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何も考えず、ひたすら上る。ゆっくり、ゆっくり。

遠くに見えていたすーさんの後姿は、すでに丘を越えたのか見えなくなっていた。

気力でようやく上りきると、次は急な下り。

下りきって後ろを見ると、やっぱかなり急だ。

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それから、すーさんに追いつき、また離れ・・を繰り返すこと2時間。

ようやく村が見えてきた。

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教会の横のアルベルゲの前に、昨日一緒だったイネさんはじめ5人の韓国人の子たちが座っていた。

「暑いねー!私たちは今日はここで泊まることにしたよー!」

と、イネさん。

そんなイネさんに手を振りつつ相変わらずスタスタ進んでいくすーさんについて行きながら、笑顔で返す私。

「そうなんだー。私たちは・・・もしかしたら次の村まで行くかも!」

「分かったー。ブエンカミーノ!」

今日はこの村に泊まろうと言っていた私たち。しかし、すーさんの歩きは止まる感じではない。

疲れた・・・。かなり疲れたけれど、今日はすーさんのペースについてい行くか。

ここで私だけ止まるのもなんだか癪だし!絶対ついて行ってやる。

と、待ってっていうのが言えない、よく分からない負けず嫌いな私。

村を過ぎると、なだらかな道が続く。

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しばらくすると、見えてきたのはこれ。ミステリーサークルみたい。

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4kmほど歩くと、次の村が見えてきた。

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さすがにすーさんも疲れたのか、足取りが重そう。

「この村でアルベルゲ探そうか?」

と、すーさん。

「うんうん、疲れたよね。。」

いつの間にか普通に話していた。

村には、かわいらしい建物がいっぱい。

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しかし、せっかく2人の意見が一致したのに、ここには泊まりたいと思うアルベルゲがなかった。

「どうする?次までがんばって歩いてみる??」

「そうしようか。」

最後の力を振り絞り、歩くこと30分ほど。

見えてきました。アタプエルカ。

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もうこれ以上は歩けない。ここにあるアルベルゲに泊まろう。

閑散とした村の中を歩き、アルベルゲ発見。

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時計を見ると、もう17時を過ぎていた。初めてだ、こんなに長く歩いたのは・・。疲れた・・。

逆光で真っ暗だけど、こちらがお部屋。

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さっそくシャワーを浴びて洗濯をし、一息つく。

喉が渇いたし、飲み物を買いに行こう。

ぶらりと歩いてみたものの、この村、店がない・・。

唯一見つけた売店のようなところで、コーラとビールを購入。外の椅子に座って乾杯。うまい。

でも、この村、野菜とか売ってるお店ないよね。。夜ごはんどうする??

売店にパンは売っていたけれど、ちゃんとしたものが食べたいよね。。

そう言いながら歩いていたら、売店の近くにレストラン発見。

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「ね、今日はこのレストランで食べようか?」

歩き始めて12日目。

バルやケバブ屋で夜ごはんを食べたことはあるものの、ちゃんとした?レストランで食べるのは初めて。

1日目も、レストランというより、巡礼食堂って感じだったしね。

早速中に入ると、夜は19時からとのころ。

なので一旦アルベルゲに戻り、また19時過ぎにレストランへ。

注文したのは10ユーロのメニュー。

私が注文したのはこちら。

一皿目がスープ。

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メインはお魚。

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デザートにチーズケーキ。

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もちろんワインも2人で1本。

お魚は缶詰ぽかったけれど、お酢が効いていて、おいしかった。

ワインで気分が良くなった2人は、すっかり昼間の喧嘩のことは忘れ、自炊ってこだわってたけど、レストランもいいね~なんて話していた。

満腹、満足。

アルベルゲに戻り、犬と戯れ、部屋へ。

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すでに眠っている巡礼者がちらほら。

私たちも寝ようか。

ということで、20時過ぎに就寝。

今日はなんだかんだ、今までで最長の距離を歩いていた。約30km。

喧嘩のおかげで?、いろいろ考えながら歩いていたから、結構あっという間だったかも。

ま、兎にも角にも、お疲れさまでした!


<本日の移動>

Belorado~Atapuerca

約30km

約10時間半


<本日のアルベルゲ>

Albergue La Hutte 5ユーロ
バルが併設されているアルベルゲ。確か1部屋しかありませんでした。キッチンは未確認。
※2012年6月の情報

<本日使ったお金(2人分)>

商店にて(ランチ) 4.8ユーロ
アルベルゲ     5×2=10ユーロ
コーラ、ビール   3.5ユーロ
レストラン     10×2=20ユーロ

計         38ユーロ(1人19ユーロ)



10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 13日目 2012年6月5日 リラックスデー | top | ラバト

comments

#
すごいね~、この日は30kmも歩いたの!
私は一日でそこまで長距離歩いたことないかも。
旅の途中の喧嘩も、わかるわかる。
私も何度、ダンナと喧嘩したか・・。
未だに相手の怒りどころがよくわかっていないけど、
最近は向こうが折れるようになってきたかな。(ダンナの方が大人になった?)

一人旅と、誰かと一緒の旅。
それぞれにいいところがあるよね。
私たちもいつか家族4人で旅ができるのが今から楽しみ。

去年の夏にドボイの村に行くときに上った坂道が、
スペインの巡礼の道に似ていると言っていたのを思い出しました。麦畑が美しいね。
谷崎 聖子さん | 2013/07/13 23:43 | URL [編集] | page top↑
# Re: タイトルなし
聖子ちゃん、そうなの、この日が巡礼中で一番長い距離を歩いた日でした。
きっと、この先の人生も、こんなに1日で歩くことはないかな~。
でも、やっぱり景色が最高だから歩けたんだよね!
短い距離でも、車道横のアスファルトだけを歩いた日はかなり辛かった。。

はは、だよね~。相手の怒るポイントってなかなか分からないよね!
そこ??っていうところで怒られても、自分は悪いこと言ってないと思うから、謝る気にならないんだよね・・(笑)
なかなか難しい、大人になるって。さらっと流すって。
旦那さん、折れてくれるようになったんだね~。大人だ!

うんうん、1人旅とそうでない旅、一長一短だよね。
女友達、恋人、家族、大勢での旅・・同じところに行っても全部違う旅になる気がする。
今回の巡礼の旅は2人でよかったな~と思ってる。今はね(笑)
家族での旅、ほんとうに楽しみだね!
けど、聖子ちゃんの旅って、私が言うのもなんだけど、意外とワイルドだよね??
2人とも逞しく育ちそう!

巡礼の旅は、麦畑一色なんだけど、またそれが美しくて。
日本に住んでいるからこそ、スペインの田舎がすごく素晴らしいものに見えたのかな。
ルーマニアの美しい景色もまた見に行きたいです!

malikaさん | 2013/07/14 18:46 | URL [編集] | page top↑

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