2010年 02月
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01 | 2010/02 | 12

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MONUMENTA 2010

先日、今日(21日)までGrand Plais(グランパレ)で開催されている、MONUMENTA 2010(モニュメンタ)を見てきました。
今年で3年目を迎えるモニュメンタ、今回のアーティストはChristian Boltanski(クリスチャン・ボルタンスキー)。
パリ生まれの現代アーティストです。

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テーマは「PERSONNES」。
「Personne」はフランス語で「人」を意味する語であり、同時に「だれもいない」という意味を持ちます。
このテーマに込められている意味は何だろう?
わくわくしながら会場へ。

入り口のドアを開けて入った瞬間に聞こえてきたのは「ドクッドクッ」という音。
この音、心臓の音なのです。

さて、入ってまず見えたのはこれ。

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たくさんの錆びた箱が積まれていて、それぞれには数字が書かれていました。

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裏側はこんな感じ。

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そしてその向こうに見えたのはこれ。

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69個の古着でできた長方形がずらーっと並んでいます。圧巻。

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とにかく膨大な数の古着たち。
無機質な古着、でも古着の数だけ着ていた人はいたわけで、会場に響き渡る心臓の音も相まってか、人はいないのに存在している気がしてなんだか不思議な感覚がしました。

心臓の音はここから聞こえています。

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そして会場の真ん中奥にある大きなモニュメント。
古着の山。

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その古着の山からクレーンでいくつかの古着を選び、

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持ち上げ、

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落とす。

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いつも頂点にあるものが選ばれるわけではなく、クレーンは無作為に動き、

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無作為に選ぶ。

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ただそれだけ。
なのになぜだか見入ってしまう。
次はどれが選ばれるのだろう。

ボルタンスキーは「生と死」をテーマに多くの作品を作っているアーティスト。
今回の作品もそう。
上手く表現できないけど、整然と並べられた古着と心臓の音、そして静かに無作為に選ばれ落とされる古着を見ていたら「生と死」や「偶然と運命」、そして「Personnes」というタイトルの意味が分かるような気がしました。

会場では、ボルタンスキーの作品のために心臓の音を提供するというブースが設けられていました。
5ユーロで、結構人が並んでいました。

ちなみにネフはこんな感じで天井はガラス張り、シンプルな装飾もかわいい会場です。

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彼の作品は日本でも見ることが出来ます。
今年の夏にある瀬戸内芸術祭2010にも参加するそうで、とても楽しみです。
また、パリ郊外のMAC/VALでも彼の展覧会が開催されています。
これも近々見に行ってこようと思います。

さて、帰りは天気がよかったので、コンコルド広場、チュイルリー公園、そしてルーブルを散歩しながら帰りました。

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寒く暗い日々が続いていたパリ、久しぶりにパリって美しいなと感じたひとときでした。






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