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マヨルカ島② Palma de Mallorca編

カンピカフォルトでのんびり過ごした後は、パルマ・デ・マヨルカを半日観光。

お昼のバスでパルマ・デ・マヨルカに戻り、荷物を預けられるところがあったので、バックパックを預けました。

地図がないので、とりあえず町をぶらぶらしてみることに。

教会。やっぱり祭壇が豪華。

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広場には、レストランがあったり、露店のようなものが並んでいたり。

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細い路地が入り組んでいる旧市街。

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マヨルカ名物が並ぶ食料品店。

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さ、パルマ・デ・マヨルカで一番楽しみにしていたカテドラルへ。

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お濠のようなもの。

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そして、いよいよカテドラルへ。

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かなり大きなカテドラル。

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装飾も細やか。

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内部も豪華。

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このカテドラルは、1230年に建設が開始され、1601年に完成したとのこと。

見どころは、ステンドグラス。

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美しい!

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そして、ガウディにより造られた祭壇の天蓋飾り!

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写真じゃ良く分からないけれど、メルヘンチックな曲線で、まさにガウディという感じ。

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上にある十字架も、なだらかな曲線を描いていて、かわいい。

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マヨルカではこの天蓋飾りが一番見たかったから、満足満足。

隣の祭壇も、アーティストが手掛けたっぽい感じで、個性的。

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カタルーニャ・ゴシックの傑作と言われるカテドラル、とっても素敵でした。

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カテドラルを後にした私たちは、再びぶらぶら。

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アラブ人の浴場?

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コートダジュールの町並みと似てる。

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かわいいイラスト。

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大道芸人。全身に塗ってるのは何だろう?

お金を壺に入れたら、動いてくれます(笑)

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これもガウディっぽい。

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半日もなかったけど、十分楽しめたパルマ・デ・マヨルカ。

時間があったら、ミロ美術館に行きたかったな~。

この後は、久々のファーストフードで夜ごはんを食べ、バックパックを取ってバスで空港に向かいました。

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この日は空港泊!

この先何度空港に泊まったことか(笑)

これでスペインの旅はおしまい。

一番の見どころ?であるバルセロナ、ずっと行きたかったアンダルシアは次回にお預け。

さてさて、スペインを後にして向かったのは、中欧、ポーランド。


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10:00 | マヨルカ島 2012/07 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

マヨルカ島① Ca'n Picafort編

巡礼前、巡礼が終わったあと、どんな感じで旅するか全然決めてなかった私たち。

とりあえず、巡礼の疲れを癒そうというテーマで決まった最初の行き先が、マヨルカ島。

ま、飛行機代が安かったというのも大きな理由だけど!

サンティアゴからマヨルカ島へは、ヨーロッパではお世話になっている、ライアンエアーにて。

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そして、マヨルカでも、どの地域に泊まるか。

これは、もう安さだけで決めました(笑)

とりあえず、パルマ・デ・マヨルカ(島の中心都市)には泊まらず、海辺で。

できれば、キッチン付きの部屋がいい。

でも、ホステルじゃないところで。

以上の条件で、alpharooms.comというサイトで検索した結果、安くて良さそうなホテル発見。

場所は、Ca'n Picafort。

ガイドブックを持っていない私たち。

ネットで検索しても、日本語で出てくるサイトがあまりなく・・。

その町の名前の読み方すらよく分からない(カンピカフォルトと読むらしい)。

そんな状態で行ったのだけど、家族向けのリゾートって感じのところでした。

見どころは、おそらく何もありません。。

カンピカフォルトは、空港のあるパルマ・デ・マヨルカからバスで1時間半くらいのところ、島の北西部にあります。

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たぶん片道1人6ユーロだったはず。

泊まったのは、Hotel Africamar。

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アパートタイプのホテルです。

お部屋は、小さめのキッチンに、ダイニングルーム、寝室、そしてバストイレ。

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バルコニーからは遠くに海が見えます。

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これで、1泊1部屋、多分3000円くらいだったはず。

バックパッカーの私たちには十分のお部屋。

ホテルにはプールもあります。

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海までも歩いて3分くらい。

水着のまま歩いて行けます!

こちらが海。

実際に泳ぐときはカメラを持って行かなかったから、いまいち良い写真がないのだけど。

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家族連れでにぎわうビーチ。

意外と波が高かったです!

そんな、カンピカフォルトでの毎日は。

朝食。

ビーチで泳いで。

ランチ。

シエスタをして。

プールで泳いで。

買い物に行って。

ディナー。

という感じ。

巡礼中から行きつけのスーパー、eroskiがあったので、毎日そこで買い物をして料理してました。

そんな毎日の食事はこちら。

1日目の買い物。

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冷蔵庫はいっぱい。

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ランチ兼ディナー。

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夜食。

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2日目の朝食。

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ランチ。

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ビールの飲み比べ。

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買い物。

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ディナー。

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3日目の朝食。

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ランチ。

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ディナー。

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4日目の朝食。

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ランチ。

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買い物。

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ディナー。

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夜食。

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5日目のブランチ。

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振り返ると、がっつり食べまくってる・・・。

そして1度も外食しなかった!

自炊も結構楽しいな~と思った5日間。

海もきれいだったし、なによりのんびりできて、楽しいカンピカフォルト滞在でした。
10:00 | マヨルカ島 2012/07 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 40+2日目 2012年7月4日 Free Meal Service

7時40分頃起床。

早速朝食を作ろうとキッチンに行ったが、ライターがない。

アルベルゲとかもそうだったけど、だいたい共有のキッチンって、コンロをひねってガスを出し、自分で火を点けるというタイプのものが多い。

サンティアゴまで帰るバスの時間が9時45分だから、早く料理したいんだけど。。

と思いつつ、30分ほど待つと、おばちゃんが下りてきた。

ということで、ようやく調理開始。

昨日、大量に買ってしまった卵を消費しなきゃ・・。

で、作ったのはこちら。

スクランブルエッグに卵スープ・・。

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これらをおなかに詰め込み、準備をしてチェックアウトをし、バス停へ。

と、歩いていると、なんとバスが横を素通り!

実は、バスの時間は9時45分じゃなくて9時半だった。。

ショック・・。

どうせ間に合わなかったのなら、もっとゆっくり準備すればよかった。。

次のバスは11時45分。

仕方ないので、近くのカフェで時間を潰すことに。

wifiがあったので、ネットで調べ物をしたり。

コーヒーを飲んだり。

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そして写真を撮ったり。

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で、11時半頃バス停へ。

と、そこで、なんと偶然!リーさん親子に再会。

彼女たちも昨日フィステーラに来たのだと言う。

そして、これまた偶然、私たちと同じ明日、飛行機でアメリカに向けて戻るとのこと。

無事に11時45分にバスは出発。

バイバイ、フィステーラ。次は必ず歩いて来る!!

相変わらず、目の前をびゅんびゅん過ぎて行く景色をぼーっと眺め、時に見かける巡礼者を羨ましく思ったり。

2時間でサンティアゴに到着。

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今日も、一昨日泊まったホテルに泊まることにした私たち。

リーさん親子はペンション?のようなところに泊まるとのこと。

「また明日偶然空港で会えるといいですね!」

そう言って、リーさん親子と別れた。

ホテルにチェックインした後、少しのんびりして、4時頃外へ。

今日は、観光客気分で町を歩く。

バックパックを背負って行き交う巡礼者を見ると湧いてくる親近感。

「ブエンカミーノ!」

ついついそう声を掛けてしまう。

巡礼グッズが所狭しと並ぶショップを冷やかしつつ、ポストカードを購入。

1時間ほどぶらぶらし、私たちが向かったのは。

大聖堂の横にある、豪華なパラドール!!

の、車庫・・。

巡礼が終わる数日前から目論んでいた、本日のメインイベント。

実は、このパラドールでは毎日、朝と昼と夜、限定10名ずつ、無料で賄い食が提供されるのだ。

条件は、巡礼証明書とパスポートを持参すること。

そう、これは巡礼者へのサービス。

7時からの夕食に対し、気合いを入れて5時過ぎに行った私たち(笑)

もちろん、一番乗り!

何にもない車庫で、ひたすら待つ。

壁に貼ってあった紙を見ると、このパラドールが巡礼者への救護所として提供された経緯や、この無料賄い食サービスの注意点などが書かれていた。

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それを読んでいると、男の子2人組みがやって来た。

「並んでるのは、君たちだけ??やった、食べれる!」

彼らは、アメリカに留学中の、クロアチア人とインド人だった。

2人も、サンジャンピエドポーから歩いてきたとのこと。

彼らと話しつつ待っていると、6時過ぎの時点で、もう10人集まっていた。

その後も、数人やってきたが、10人揃っているのを見ると、残念そうに帰って行った。

食事の時間を待つみんな。

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やっと7時になると、係りのおじさんがやって来て、パスポートと巡礼証明書のチェックを始めた。

そして、パラドールの中へ。

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歴史ある、立派で豪華な建物。

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そして厨房へ。

なかなかホテルの厨房に入る機会はないよな~。

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すでに並べてあるお皿をセルフサービスで取り、奥の部屋へ。

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今日のメニューは、スープ、チーズ入りのカツ、ポテト、パン、モモ、そしてワイン1杯。

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めちゃくちゃおいしいというわけではなかったけど、なかなかいける。

そしてこれを無料でいただけるのだからありがたい!!

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みんなで和やかにいただき、ごちそうさまでした。

それから私たちは、パラドールの中を少し見学し、ホテルへ。

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ちなみにこれがパラドールの本当の入り口。

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そしてこちらは、私たちが泊まっているホテル。

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このホテルも、なかなかよい感じのとこ。

満腹になった私たちは、しばしのんびりし、11時頃に再び外へ。

行く先はもちろん、ここ!

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サンティアゴ・デ・コンポステーラ、最後の夜。

最後のライトアップされた大聖堂。

やっぱり、最高に美しい。

煌びやかではないけれど、この静かな佇まいがとっても好き。

大聖堂の前に座って、しばらく眺める。

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幸せなひと時。

この40日、私の心はいつも満たされたいた(喧嘩の時以外ね)。

特に何があったというわけではない。

淡々とした、何気ない日々の繰り返しが、いろいろなことを気づかせてくれた。

きっと巡礼中に感じていた幸せなんて、小さなこと。

でも、何気ない幸せって、忙しく生きているとなかなか気づかないもの。

そして、そんな幸せを感じることこそ、人間として生きて行く上で大切な感情なのかもしれない。

日本の日常に帰っても、このことを忘れず日々を暮らしていけたら。

日本にいると、なぜか物欲が湧いてきてしまったり、仕事や、人と付き合う上でいろいろ考えなきゃいけなかったり。

まあ、それは仕方のないことなのだけど、できるだけシンプルに生きて行きたい。

自然の美しさを感じ、食べ物に感謝し、余計なものは持たないし考えない。

簡単なようで、難しいけど!


さ、いよいよ明日は、次の目的地へ。

ここを離れるのは寂しいけど・・これから続くヨーロッパ、モロッコ、中米、メキシコ、南米の旅のことを考えなくちゃ。

巡礼のように、毎日が楽しい日々でありますように。

そしてなによりも無事、最終目的地、日本へ戻れますように。


<本日の移動>

Fisterra~Santiago de Compostela

約100km

バスで約2時間


<本日のアルベルゲ>

巡礼最終日と同じホテル。1部屋38ユーロ。朝食付き。


<本日使ったお金>

コーヒー     3ユーロ
ホテル      38ユーロ
ポストカード   2ユーロ

計        43ユーロ(1人21.5ユーロ)





ようやく、サンティアゴ巡礼日記全てアップし終わりました。

長かった~・・。

ちなみに翌日は、朝からZARAにて、その後の旅に必要な水着や服を買ったりして、次の目的地へ向かいました。

こちらは、去る前に入った大聖堂にて撮った、入口のヤコブの像。

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巡礼者は、この柱に触れるのだけれど、残念ながら工事中。

他にも入口があって、実は、巡礼者が入るべき門、出るべき門、門の上にある十字架に描かれているΩとαの文字(カミーノの終わりは新しい人生の始まりという意味がある)など、やるべきこと、見るべきものがあったのだけど、すっかり無視してしまってました。。

これも次回の課題ということで!

そして、こちらがサンティアゴ最後の食事。

前菜にスープとパイ。

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メインはチキンにイカ。

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デザートはタルタ・デ・サンティアゴ。

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ちなみにこのケーキ、こんな感じで町で売られています。

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巡礼で楽しみといったら、たまにレストランで食べるこのセットメニューだったなぁ。

ワインもついて1000円くらいだったからお得!

あーー、また食べたい!


さてさて、このあと私たちが向かったのは、マヨルカ島。

食べて、泳いで、寝て、食べて・・の毎日を過ごしてきました。

あれ?巡礼の、歩いて・・が泳いで・・に変わったくらいかも。。
10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 40+1日目 2012年7月3日 地の果てへ

7時半起床。

今日からそんなに早起きしなくていいんだ。

本当に終わっちゃったんだな~。

そう、私たちの歩く巡礼の旅は昨日で終わった。

しかし、実は巡礼路はまだ先に続いていた。

私がそのことを知ったのは、巡礼が終わる1週間くらい前・・・。

下調べ不足!

その地まで、サンティアゴから4日はかかる。

私たちは、すでに7月5日にここを発つチケットを買っていた。

なので、泣く泣く、巡礼を続けるのを断念した。。

本当に、本当に歩きたかった。

ヒヨさんらは、明日、ここからその地に向けて歩きだすとのこと。

羨ましい!!!!

私たちには今日、そして明日の2日が残っていた。

やっぱりどうしてもその地を見たかった私は、すーさんに提案した。

「バスで行かない?」

巡礼路は、サンティアゴから2つの地へ続いている。

ひとつは、ムシア。

ヤコブがスペインで布教を行った際に、なかなかうまくいかず嘆いた時、小舟に乗った聖母マリアが現れたという。

それがムシアの海岸だとされているのだ。

そして、もうひとつがフィステーラ。

「地の果て」という意味を持つこの地。

中世から巡礼者は、サンティアゴに到着した後、さらにこの地の果てを目指して歩いたという。

そして、その岬で、身に着けていたものを燃やした。

この2つの地を両方訪れるには、日にちがない。

そこで私たちは、地の果て、フィステーラへバスで向かうことにした。

さて、フィステーラへ向かう前に、まずは朝食。

バイキング形式になっていて、種類はそんなに豊富ではないものの、パン3種類、パウンドケーキ、梨、ヨーグルト、チーズ、そしてココアをいただき、満腹!

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そして、部屋で少しのんびり。

準備をして、11時半にチェックアウト。

私たちは午後のバスで向かうことにしたので、それまで再び大聖堂へ向かう。

すーさんの、よれよれになった靴。

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バックパックと大聖堂。

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くつろぐ私。

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写真をいろいろ撮ってのんびりしていると、ヒヨさんたちがやってきた。

「バス乗り場まで一緒に行くよー!」

というわけで、30分ほど歩き、一緒にバス停へ。

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ヒヨさんらは、明日、ここを発ち、ムシア、フィステーラまで歩き、その後はもしかしたらポルトガルの道を歩くかもとのこと。

「まだまだ巡礼は続くんだね。がんばって!!今までどうもありがとう。またどこかで!ブエンカミーノ!!」

見送ってくれたヒヨさんらにそう言い、私たちはバスに乗った。

巡礼中何度も使った言葉、「Buen Camino!」

この先、この言葉を交わすことももうほとんどないだろう。

巡礼を始めてからこれまで、一体何人の巡礼者とこの言葉を交わし、町の人からこの言葉を掛けられたのだろう。

短いこの一言で、どれだけの力をもらえたことか。

一生忘れられない言葉だ、きっと。

さて、私たちは、40日ぶりに乗り物に乗った。

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こんなに乗り物に乗らなかったのなんて、生まれて初めてだ。

日本に暮らしていたら、ほとんど毎日何らかの乗り物を利用する。

当たり前だった文明の利器。

バスのシートに座った私たちは、顔を見合わせ言った。

「変な感じ!!」

そして、40日も自分の足だけで進んできたことに、今更ながらすごいと思った。

バスが動いた瞬間も、まるで初めてバスに乗った子供のように興奮した。

しかし、窓の外を見た瞬間、何とも言えない気持ちになる。

あれ、景色って、こんなに早く流れてたっけ?

バスの窓から見る景色は、一瞬のうちに消える。

そして私の心には何も残らない。

歩いているときに見ていたものとは全く違う景色。

この時、ひたすら続く麦畑が、山が、美しいと思った理由が分かった気がした。

私はこの40日、なんて贅沢な時を過ごしていたのだろう。

スペイン北部の田舎の景色を、逃すことなく全て、目に焼き付けることができたのだから。

山や町、海辺を通り、バスは2時間半ほどかけてフィステーラへ到着した。

100kmほどの道のりを、4、5日かけて歩いていたのに、バスに乗ればたったの2時間半。

あっけなく、私たちは地の果てへ来てしまった。

「ね、やっぱ歩きたかったね・・・。」

バス停に着くと、宿の客引きのおばちゃんが近づいてきた。

そう、私たちはこれをあてにしていた。

話を聞くと、3つベッドのある部屋が1人10ユーロとのこと。

さっそくおばちゃんについていくと、そこは一軒家。

キッチンもばっちりだし、部屋もキレイ。

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私たちは即決した。

時計を見ると、4時半。

フィステーラ岬で日が沈むのを見たい私たちは、日暮れまでしばし待つことに。

フィステーラの街並み。

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スーパーで買い物をし、かなり遅めのランチタイム。

パスタにポークソテー。

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普段全く料理をしない私だが、巡礼のおかげでパスタはささっと作れるようになった。。

ビールと一緒に、いただきます!

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なかなかいける。

後片付けをし、7時半に宿を出る。

こちらは、すーさんが岬で燃やすもの。

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大きすぎる寝袋、ぼろぼろになった靴下に靴、ズボン、そしてかなりお世話になった銀色のシート。

寝袋とシートは、この先旅を続けるには荷物になるから。

それらを背負い、いざ、岬へ。

今日は天気がめちゃくちゃ悪かった。

やっぱ、雨女だ、私・・・。

小雨が降る中、30分以上歩く。

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途中見かけた、巡礼者の像。

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岬に到着した時には、うっすら青空が見えていた。

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巡礼の最終地点。

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なんだかおもしろい、モザイク。

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そして、地の果てへ。

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そこはまさに、その名の通り、地の果てだった。

向こうには海しか見えない。

息を飲むほど美しい景色が広がっていた。

岬には、ちらほら巡礼者と思われる人たちがいた。

ライターも何も持っていなかったすーさん。

燃やしている人がいたら一緒に燃やしてもらおうと思っていたのだが、誰も燃やしていない。。

そこで、近くにいた男の子2人組みに話しかけてみる。

「オーラー!ライター持ってませんか??」

そう尋ねると、「持ってるよ!」との答え。

彼らはイラン人の観光客だった。

すーさんは早速、火を点け、中に靴を入れた。

あっという間に燃えて行く靴。

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と、そこに、バックパックを背負ったハイテンションなスペイン人巡礼者登場。

「俺のも一緒に燃やしてくれ!」

そう言うと、彼は、履いているズボンとTシャツを脱ぎ出した。

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みんな大爆笑。

「だって、巡礼中身に着けていたもので燃やせるものって、これだけだから!」

パンツ一丁になった彼は、満足そうに燃えて行く洋服を眺めていた。

すーさんらが燃やしている間、私は岬の先へ向かって歩いた。

大きな石?岩?がごつごつしていて歩きにくい。

一番先までは行かなかったけれど、雄大な海を眺め、私は両手を広げて深呼吸をした。

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ここは地の果て。

スペイン最西端。

フランスからスペインを横断し、この地まで無事辿り着けた。

あー、なんて幸せ!!

次は絶対、絶対!!!歩いてここまで来る!!

と、自分の世界に浸っていると、あの遠くにいるのは・・さっきのスペイン人!

腰にオレンジのタオルを巻いて、岬の一番先に立っている。

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おもしろい。。

この地の果てで、巡礼者は思い思いに時を過ごしていた。

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ひたすら海を眺めるカップル、写真を撮りまくる男たち、ワインで乾杯する人々。

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私たちは、その中のワインで乾杯する巡礼者に混ぜてもらい、一緒に巡礼の最後を祝った。

かなり寒かったけれど、みんなハイテンション。

地の果てで飲むワインは、とてもおいしかった。

しかし、私たちが見たかった夕暮れは、全く見えなかった・・・。

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時間はすでに10時半。

完全に真っ暗になる前に戻ろう。

私たちは、後ろ髪がひかれる思いでその地を後にした。

「すーさん、これで、本当に私たちのカミーノが終わったね~。」

「うん。楽しかった、とにかく、楽しかった!」

薄暗い道を30分かけて宿に戻った。

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そして、夜ごはんは軽く、ワインにチーズとハム。

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今日で正真正銘、私たちの巡礼が終了した。

しかし、昨日のような感動がないのは、やっぱりバスで来たからだ。

次、巡礼路を歩くときは、絶対にムシア、そしてフィステーラまで歩いてくる。

さて、私は一体いつ、そして誰と、何を考え、歩くのだろう。

すでにもう、その時が楽しみでたまらない。

とにかく、40日間、自分にお疲れさま。

そして、歩くのを後押ししてくれたすーさんにも感謝。

明日はサンティアゴへ戻り、1泊し、明後日からは新たな旅が始まる。




<本日の移動>

Santiago de Compostela~Fisterra

約100km

バスで約2時間半


<本日のアルベルゲ>

名前をメモするのを忘れてました。。バス停にいた客引きのおばちゃんについていって決めた宿。私たちは徒歩の巡礼者でないためアルベルゲには泊まれないので、この宿にしました。

1人10ユーロ


<本日使ったお金>

ジュース、水    0.6ユーロ
バス(往復料金)  22.9×2=45.8ユーロ
宿         10×2=20ユーロ
スーパー      14.6ユーロ

計         81ユーロ(1人40.5ユーロ)
10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Camino de Santiago サンティアゴ巡礼 40日目 2012年7月2日 聖地へ

6時起床。

とうとう最後の朝がきてしまった。

これが本当に最後の朝?

信じられない。。

楽しかった前夜祭の余韻は完全に無くなり、再びセンチメンタルな思いが巡る。

1時間ほどベッドの中でぼーっとし、7時にすーさんを起こし、準備を始める。

おなかが全然空いてなかったので、何も食べずに7時半に出発。

ヒヨさんらは、もう少ししてから出発するという。

「じゃ、また後で!ブエンカミーノ!」

「ブエンカミーノ!」

アルベルゲを出て、アスファルトの道を進む。

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もう遠くにはサンティアゴの街並みが見えていた。

どんどん近づいてくるサンティアゴ。

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モンテドゴゾからサンティアゴまでは約4.5km。

1時間ほどで到着してしまう。

1ヶ月以上前から目指していた場所なのに。

まだまだ歩き続けていたいという思いがあるからか、ゆっくり、ゆっくり歩く私たち。

長い坂道を下りているときに見かけた変わった建物。

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坂を下りきると、車道に出る。

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サンティアゴのサイン。

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だいぶ建物もお店も増えてきた。

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人通りもちらほら。

道行く人の日常の暮らしが、なんだか別世界の物に見えるのはなぜだろう。

学校に行く子供、会社に向かう人、お店の開店準備をする人、カフェで新聞を読む人。

明らかに非日常なのは私の方なのに、巡礼のライフサイクルがすっかり私の日常となっていた。

そうだ、これが日常。現実の世界。

そう言い聞かせるうち、ようやく巡礼最終日という実感が湧いてきた。

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そしてサンティアゴの旧市街はもうすぐそこ。

サインに従って、黙々と進む私たち。

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突き当たりを左に進む。

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そして、右手に大きな建物を見ながら進み、

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この門をくぐると、左手に現れたのは。

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私たちは無言のまま、40日かけてようやくたどり着いた聖地を見上げた。

美しい・・・。

湧きあがってくるのは、静かな感動。

ついに!やった!!という、熱い感動ではなかった。

「ついに、来ちゃったね。」

「うん。」

私たちは、大聖堂の正面へと進んだ。

足元にはコンチャが彫ってある。

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荘厳で美しい大聖堂を無言で眺める。

この聖地を目指してひたすら歩いた40日。

キリスト教徒でも、何か強い思いを抱いていたわけでもなかった。

ただ、エルサレムで見た巡礼者のように、私も何かを感じたい、そう思っただけ。

歩き終えた今、私は何かを掴めた?歩く前より成長できた??

ずっと目指していた聖地が目の前にあるのに、なんだかふわふわした感覚に陥る。

「40日も歩いたなんて、信じられないね。ついにここに戻って来た。前回来た時、絶対に次は歩いてここへ戻ってくるってヤコブの像に誓ったんだよ。」

そう言って、すーさんは足元のコンチャにキスをした。

彼は2010年に、すでにこの地を訪れていた。しかし、飛行機で。

一応クリスチャンのすーさん。やはり私とは感じているものも違うだろう。

静かな感動を味わった私たちは、巡礼事務所へ向かう。

事務所の前には、すでに数名の巡礼者が列を作っていた。

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私たちも列に並び、しばし待つ。

そして9時。巡礼事務所がオープン。

中へ入り、建物の2階へ上がる。

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しばらく待つと、私の順番がまわってきた。

係りのお兄さんの前に行き、40日間肌身離さず持っていたクレデンシャルを見せ、質問に答える。

「オーラ!スペイン語は話せる?」

「オーラ!いいえ、英語でお願いします。」

お兄さんは、巡礼最後のスタンプをクレデンシャルに押した。

そして巡礼の目的を尋ねられる。

私の答えは、「スピリチュアル」。

宗教的な何かを感じたくて歩いていたのだけど、私はキリスト教徒じゃない。

まぁ、精神的な何かと言うと、もっと大げさな気もするけれど・・。

「おめでとう!これが証明書だよ。」

「グラシアス!!」

証明書を受け取った瞬間、私はやっと、自分が約800kmもの距離を歩き、聖地と呼ばれる場所へ辿り着いたという実感が湧いてきた。

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周りを見ると、他の巡礼者もみんな笑顔だ。

巡礼事務所には、笑顔が溢れていた。

少し興奮気味で証明書を手にした私たちは、再び聖なる場所へと向かった。

すると、巡礼事務所の近くでなんと、まさこさんと遭遇。

「お久しぶりです!まさこさんも今日ゴールですか??」

「いえ、私は昨日着いたんです。お疲れ様です!」

お互いに、無事ゴールできたことを喜び、記念に写真を一緒に撮ってもらう。

「では、またいつか、どこかで!」

そのあとすぐ、昨日の夜一緒だった、日本人の女の子たちにも遭遇。

彼女たちとも感動を分かち合い、ついでにお勧めのホテルを教えてもらった。

そして、再び大聖堂の前に立つ。

なんだろう、達成感?充実感?

とにかく、とにかくうれしかった。

ようやくテンションが上がってきた私。

大聖堂の前で、巡礼証明書と一緒に!

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大聖堂の前の巡礼者は、抱き合って喜びあったり、涙を流したり。

そういう巡礼者を見て、私も感動。

そうだ、これが味わいたかったんだ!

エルサレムの時は単なる傍観者だったけれど、私は今、巡礼者としてこの聖地に立ってるんだ。

心地よい感動に浸っていると、ヒヨさんらが到着した。

「お疲れ様!!おめでとう!」

「ついに到着!!でも信じられない!」

興奮気味の彼女たちは、巡礼証明書をもらいに事務所へ向かった。

「じゃ、僕たちは大聖堂の中に入ろうか。」

私たちはいよいよ、大聖堂へ足を踏み入れた。

ひんやりとした大聖堂は、天井が高く、意外とシンプルな感じ。

しかし奥にはゴールドに輝く祭壇。

残念ながら、入り口近くにあるヤコブの石像は、工事のためか囲いがしてあって触れることができなかった。

私たちは、祭壇へと近づいた。

そこには、ずっと会いたかったあの人がいた。

ヤコブ。スペイン語ではサンティアゴ。

カミーノ・デ・サンティアゴと呼ばれる巡礼路は、まさに彼に辿り着くための道。

キリスト教徒でもない私が、しかもレコンキスタの象徴とされた彼に会いに行く。

多くのイスラム教徒と接してきた中、そのイスラム教徒との闘いのシンボルである彼に会いに行く道を歩くのは、実は最初、しっくりこない気持ちもあった。

巡礼路では、彼がムーア人を踏みつける彫刻が多々ある。

そして、このカテドラルの祭壇の上にも、白馬にまたがりムーア人と戦う彼の像があった。

しかし、彼はあくまでもシンボルとして使われていただけ。

だって、彼が生きた時代、ムハンマドさえも誕生していなかったのだから。

レコンキスタが高まる中、ヤコブの遺骨とされるものがここで発見されたがために、シンボルとして使われた。

いや、実は民衆の戦意を高めるために・・誰かの骨を・・なんて、穿った見方で考えてしまったり。。

しかし、そのような邪な考えも無くなるほど、中央に鎮座するヤコブは美しかった。

彼の聖遺物がここにある、そう感じさせるパワーがそこにはあった。

すーさんは椅子に座り、何やら祈っている。

私は立ったままで、ヤコブを見つめていた。

「ね、あれやろうよ!」

と、祈り終ったすーさん。

そう、私が一番やりたかったこと!!

いつの日かテレビで見た、あのシーンがよみがえる。

祭壇の横の狭い階段を上ると、そこはヤコブの像の後ろに通じる場所。

列を作り、しばし待つ。

そしてすーさんの番。

そして、私。

私はまず、彼の背中に触った。

思っていたより大きい背中。

そして、抱きつき、目を閉じる。

あぁ、終わった・・・。

この瞬間、今まで感じなかった感動が沸々とこみあげてきた。

そしてそのまま数秒、その余韻を噛み締め、

「無事にたどり着くことができました。ありがとう。」

そう小声で言って、彼から離れた。

・・・感動!

キリスト教徒でもないのに、涙が出そうになる私。

ようやく、全てやりきった感でいっぱい!!

それから私たちは、地下にあるヤコブの棺を見、大聖堂を後にした。

この間、写真を一枚も撮らなかったことに気づく。

いやー、本当に感動を体感してる時って、写真に残そうっていう感情も湧いてこないんだな~。

それに、この最後の瞬間は、カメラを通して見てはいけない気もする。

大聖堂から出ると、とっても清々しい気持ち。

この余韻をしばらく味わいたいけれど、今日泊まるとこを探さなきゃ。

「ね、すーさん、今日どこに泊まろう??」

「さっき、教えてもらったホテルに行ってみる??」

私たちは、そのホテルへ向かった。

それは、大聖堂に辿り着くすぐ前に見た、あの大きな建物の横にあった。

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なんか立派な建物・・。高そう・・。

恐る恐るフロントで値段を聞いてみると。

ツインルームで38ユーロとのこと。

うん、そんなに高くない!しかもこの立地で、朝食も付いていると言う。

私たちはここに泊まることに決めた。

チェックインは1時からとのことで、ロッカールームにバックパックを預け、私たちは再び大聖堂へ向かった。

ホテルを出たところで、ヒヨさんらに遭遇。彼女たちもここに泊まるという。

再び大聖堂に入ると、さっきよりも人が多くなっていた。

12時のミサ開始まで、私たちも座って待つ。

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座りきれないほどの人が集まり、12時にミサが始まった。

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美しく響く修道女の声。神聖な司教たちの声。そしてそれに続く巡礼者たちの声。

途中、今日ここに辿り着いた巡礼者たちの国籍が呼ばれたり。

厳粛な雰囲気の中、ミサは進んでいく。

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この聖なる空間にいること、そのことだけで私の胸はいっぱい。

なんだか夢の中にいるような、そんな感じだった。

そして、見れたらいいなと思っていた、ボタフメイロの準備が始まった。

やった!

ボタフメイロとは、大きな振り香炉。

その昔、到着した巡礼者を衛生面で清めるために行われていたらしい。

天井から吊るされた大きな香炉につながる太い綱を、数名の司祭?たちが手動で引っ張ると、香炉からは真っ白な煙が大聖堂内に漂い始めた。

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巡礼者、そして観客からは歓喜の声があがる。

美しいオルガンの音色、そして神秘的な煙。

その光景は、きっと一生忘れられない。

これで、巡礼全てが終わった。

不思議なことに、寂しいという気持ちは完全に無くなっていた。

外に出た私たちは、ヒヨさんらと一緒に再び感動を分かち合い、写真を一緒に撮った。

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そしてそこには、巡礼路で何度も会った、リーさん親子、レッドさんと呼んでいた2人組みの女性、そしてミンさんの姿もあった。

ミンさん以外の2組も、今日到着したとのこと。

ミンさんは、ポルトガルの道を1週間くらいで歩いてきたらしい・・!

「今からランチ、一緒に行こうよ!」

そう言って、私たちは巡礼者に有名だと言うレストランへ向かった。

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注文したのは、セットメニュー。

最初にみんなでワインで乾杯!

そして、こちらが前菜!量、多すぎ・・。

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メイン。

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デザート。

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これで9ユーロは破格!

それから私たちはホテルへ戻り、チェックイン。

シンプルイズベストなお部屋。

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上の方にある小さな窓からの景色。

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シャワーを浴び、一息ついて、街を散歩。

でも、やっぱりここに来てしまう。

大聖堂。

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相変わらず、辿りついた喜びを分かち合う巡礼者がいたり。

そういうシーンを見て、私たちもほっこり。

それから、見つけたスーパーでチーズやワイン、ハムを買い、ホテルへ。

夜ごはんは、スーパーで買ったものを持ちあって、ヒヨさんらとホテルのお庭で。

「夜の大聖堂、すごいキレイなんだよ!見に行こうよ!」

と、ミンさん。

今日は月がきれい。おそらく満月だ。

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昼間の賑わいが嘘のように静かになった通りを歩き、大聖堂へ。

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美しい!!

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穏やかな光に照らされた大聖堂は、本当に美しかった。

大聖堂の端では、音楽隊が楽器の演奏をしていたり。

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最後に、みんなでポーズ!

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美しい大聖堂を目の前に。

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いろいろな思いが頭を巡る。

ここを目指して歩いた40日。

もう駄目かも・・と思った初日のピレネー越え。

初めてバルではしごをした、パンプローナ。

カテドラルが印象的だった、ブルゴスにレオンにアストルガ。

思い出に残る地名を挙げたらキリがない。

でも、目を閉じて一番に思い出すのは、一面グリーンの麦畑だ。

雄大な自然や畑の美しさに、何度生きていてよかったと思っただろう。

身体の痛みも、その景色に何度癒されたことか。

そして、アルベルゲで出会った人たち。

エルサレムで見た巡礼者や、テレビで見たヤコブの像を見て、私も何か感じたい、信仰って、信じるってなんだろうっていう疑問の答えが何か見いだせればと思って歩き始めた道。

この道で、私は、疑似キリスト教徒体験をさせてもらった。

知りたいと思っていたことは、やっぱり疑似体験者が故、体感することは少なかったけれど、何ていうか、生きる上で大切なこと?みたいなものを学んだことは確か。

そして、自分がこれから何を大切にして生きていこうか、みたいな、うっすらとした人生観も。

それは、この道が、自分と向き合う時間をたくさんくれ、そして単純で単調な巡礼の生活リズムの中で、日本ではなかなか感じることのできなかったものを感じさせてくれたから。

また、出会った各国の巡礼者、巡礼者を毎日受け入れているアルベルゲのオスピタレロに貰った素敵な言葉たちからも学ぶことは多かった。

この道を歩くことで何かが変わったとは思わないけれど、いろんなことを考え、感じ、語り合うことで、自分を高めることができたのは間違いないと思う。

人生で壁にぶつかった時、迷いが出来た時、またいつかこの道を歩きたい。

宗教的ではない私にとって、ここは巡礼というよりは、自分と向き合える道。

そしてなにより、楽しい道!

40日間、本当に毎日楽しかった。

40日もそんな毎日を過ごすことが出来て、本当に幸せ。

怪我もなく無事に終えることが出来たことに感謝。

そして、40日の間、出会った巡礼者、オスピタレロ、町の人々全てに、ありがとう!

巡礼日記最後の締めくくりは、ある人がくれた素敵な言葉で。

「この言葉は、よい道をっていう意味だけど、道ってこの道だけじゃないじゃない?人生だってひとつの大きな道でしょ。だから、これからあなたが歩む人生という意味も込めて。Buen Camino !!」


<本日の移動>

Monte do Gozo~Santiago de Compostela

約4.5km

約1時間


<本日のアルベルゲ>

Hospederia Seminario Mayor ツインルーム38ユーロ

アルベルゲではなく、ホテル。一番安い部屋で38ユーロでした。朝食付き。この朝食がバイキング形式だけど、なかなか美味しかったです。部屋は安ホテルと言う感じで、とてもシンプル。ただ、立地はとても良い!大聖堂まで歩いてすぐ。あとホテル自体はとっても素敵な建物です。


<本日使ったお金>

巡礼証明書を入れる筒  1×2=2ユーロ
ホテル         38ユーロ
ランチ         9×2=18ユーロ
スーパー        9.6ユーロ

計           67.6ユーロ(1人33.8ユーロ)





ようやく、巡礼日記も、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着しました。

あ、でもあと2日ほど巡礼日記は続きます。

今日の日記の最後の方は、大げさ?というか、自分でも何を書いているのかよく分からないけれど・・、当時書いていた日記に残していた言葉をほとんどそのまま載せています。

日記には、もっと、!!!がいっぱい書いてあったけれど(笑)、それほど興奮してうれしかったのでしょう、あの時の私は。

日記を読んでいると、あの時の気持ちがよみがえってくるようです。

本当に楽しい40日間でした。

ありがとう。

ちなみに、これがクレデンシャル。

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スタンプたちは、毎日、泊まったアルベルゲで押してもらいました。

スタンプいっぱいのこのクレデンシャルは、巡礼証明書、そしてコンチャとともに、一生の宝物。

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10:00 | サンティアゴ巡礼 2012/05-07 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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