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MONUMENTA 2010

先日、今日(21日)までGrand Plais(グランパレ)で開催されている、MONUMENTA 2010(モニュメンタ)を見てきました。
今年で3年目を迎えるモニュメンタ、今回のアーティストはChristian Boltanski(クリスチャン・ボルタンスキー)。
パリ生まれの現代アーティストです。

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テーマは「PERSONNES」。
「Personne」はフランス語で「人」を意味する語であり、同時に「だれもいない」という意味を持ちます。
このテーマに込められている意味は何だろう?
わくわくしながら会場へ。

入り口のドアを開けて入った瞬間に聞こえてきたのは「ドクッドクッ」という音。
この音、心臓の音なのです。

さて、入ってまず見えたのはこれ。

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たくさんの錆びた箱が積まれていて、それぞれには数字が書かれていました。

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裏側はこんな感じ。

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そしてその向こうに見えたのはこれ。

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69個の古着でできた長方形がずらーっと並んでいます。圧巻。

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とにかく膨大な数の古着たち。
無機質な古着、でも古着の数だけ着ていた人はいたわけで、会場に響き渡る心臓の音も相まってか、人はいないのに存在している気がしてなんだか不思議な感覚がしました。

心臓の音はここから聞こえています。

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そして会場の真ん中奥にある大きなモニュメント。
古着の山。

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その古着の山からクレーンでいくつかの古着を選び、

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持ち上げ、

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落とす。

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いつも頂点にあるものが選ばれるわけではなく、クレーンは無作為に動き、

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無作為に選ぶ。

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ただそれだけ。
なのになぜだか見入ってしまう。
次はどれが選ばれるのだろう。

ボルタンスキーは「生と死」をテーマに多くの作品を作っているアーティスト。
今回の作品もそう。
上手く表現できないけど、整然と並べられた古着と心臓の音、そして静かに無作為に選ばれ落とされる古着を見ていたら「生と死」や「偶然と運命」、そして「Personnes」というタイトルの意味が分かるような気がしました。

会場では、ボルタンスキーの作品のために心臓の音を提供するというブースが設けられていました。
5ユーロで、結構人が並んでいました。

ちなみにネフはこんな感じで天井はガラス張り、シンプルな装飾もかわいい会場です。

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彼の作品は日本でも見ることが出来ます。
今年の夏にある瀬戸内芸術祭2010にも参加するそうで、とても楽しみです。
また、パリ郊外のMAC/VALでも彼の展覧会が開催されています。
これも近々見に行ってこようと思います。

さて、帰りは天気がよかったので、コンコルド広場、チュイルリー公園、そしてルーブルを散歩しながら帰りました。

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寒く暗い日々が続いていたパリ、久しぶりにパリって美しいなと感じたひとときでした。






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22:21 | アート | comments (1) | edit | page top↑

Nuit Blanche

昨日(10月3日)は、Nuit Blancheへ行ってきました。
これは、毎年この時期にパリで行われるアートのインスタレーション。
教会や道端に現代アートの作品が展示され、自由に見ることができます。
そしてこれ、なんと夜の7時から翌朝7時までやっています。

街へ繰り出す前にお食事。
ロンドンからパリへ戻ってきたchieさんと、バスティーユ近くのカフェへ。
本当は鴨が食べたかったけど、注文したのはこちら。

まずはMelon。
その名の通りメロンと、サーモンのサラダ。
おいしかった~。

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そしてSouris Agneau。
多分子羊の煮込み。
ボリュームがあって、おなかいっぱい。

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この二皿を二人でシェアし、ヨーロッパ旅行の話をしつつゆっくりいただきました。

食事の後はNuit Blancheへ。
大きく3カ所に分かれている会場。
私たちはQuartier Latin周辺へ。

Nuit Blancheのせいか、人、人、人。
最初の会場に行ったら、すごい行列。

次の会場は教会。

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結構進むペースが早かったので並んでみることに。
20分くらい待って中に入ると、うす暗い教会の中にスピーカーが並んでいます。

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この会場は音のインスタレーション。
各スピーカーから違う人の声が流れ、讃美歌を合唱するというもの。

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すごくきれいな声に包まれて、とても神秘的な空間でした。

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次はノートルダムへ。
ライトアップされててとってもキレイ。
そして人がたくさん。

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中では、光のインスタレーション。
ただ、教会とマッチしているかは疑問。
こんな感じの光を発するオブジェがたくさん並んでいました。

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こちらは橋の上の映像のインスタレーション。

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横から見ても美しいノートルダム。

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セーヌ川沿いには若者がいっぱい。

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シテ島をぶらぶらし、再び最初に行った会場へ。
メトロがある時間に帰ろうということで、最後に並んでみることに。
30分近く並んで中へ。
これは私好みの作品。

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男の人が妄想中?
いろんなものがくっついています。

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面白かった!

まだまだ見どころはあったのだけど、もう2時。
ということで解散。
けれどもまだまだ人はたくさんいます。

2時くらいまでは走っているはずのメトロが終わっていたので歩いて家へ。
途中の映像とかを見つつ、2時半過ぎには帰りつきました。

あまり現代アートを目にすることがないような気がするパリで、夜を徹してこんな催し物があるなんて面白いな~と思いました。
今回パリで見たのはほんの一部なので、もし来年もパリにいたら計画立てていろんな場所をまわりたい!




04:55 | アート | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Fondation Cartier pour l'art contemporain

今日(9月29日)は、カルティエ現代美術財団 (Fondation Cartier pour l'art contemporain)に行ってきました。

現在行われている展覧会は「Né dans la rue-Grafitti 」。
グラフィティとは、壁などにスプレーやペンキで書かれた絵や文字のこと。

1960年代後半、NYで若者が壁やバスにマーカーやスプレーで自分の名前を書いたことから始まったそう。
中心となったのは14歳から16歳のヒスパニック系やアフリカ系の若者。
その後、タギングという、自分の偽名というか称号を書く行為が始まり、1970年代に入ると、自らを誇示するかのように電車にタギングする者が増えたそう。

80年代に入ると、グラフィティはブレイクダンスやヒップホップ、パンクミュージックと結びつき、特に「Wild Style」というヒップホップ映画で世界中に広まりました。
この映画の日本で発行されたフライヤーも展示してありました。
その後グラフィティはアートとして注目され、展覧会も開かれるようになります。
有名なのはキース・へリングやジャン=ミシェル・バスキア。

Raspailの駅からパリの閑静な街並みの中を歩いていると、見えてきました!

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パリの街にそぐわない派手な壁。

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入口にはタギング。

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中は残念ながら撮影禁止。
カラフルでポップなもの、かわいいもの、アジアチックなものと、とにかく派手なグラフィティがいっぱい。

フィルムもいくつか上映されていたんだけど、一番印象に残ったのは、サンパウロのタギング集団「pixação」を撮ったフィルム。
1時間くらいの長いフィルムだったけど、見入ってしまいました。
彼らは、とにかくあらゆる建物にタギングするんです。
ものすごく高いビルとか。
しかも夜に書くから、時々下に落ちたり、高圧電線で感電したり。
彼らは逮捕されてもやめません。
これが唯一の自己表現の手段で、アートだからだそう。
彼ら独特の文字があって、ギリシア文字のようなものなんだけど、その文字は読めるのに、学校に行ってないからポルトガル語は読めないという子もいたり。
なかなか興味深かったです。

そうそう、トイレもこんな感じ!

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アートと落書きの差って、個人の感性によるんだろうけど、自分の家の壁にされたら迷惑なんだろうな~。
展覧会や許可されている場所で見るのは楽しいけど!


さてさて中を見終えたら、美術館のお庭へ。

売店にもグラフィティ。

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外壁の絵と似てる。

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こんなシックな絵も。

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そして後ろももちろんこれ。

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ガラス張りの美術館。
絵がかわいい。

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写真では分からないかもだけど、上のほうのガラスに鳥が飛んでます。

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そんな美術館をカメラのポップアート機能でぱちり。

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外に面したガラス部分を裏側から。

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現在作成中の外壁をポップアート機能で。

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こんなところにもグラフィティ。

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道の向こう側の壁もかわいい。

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帰る途中で見つけたストリートアート。
やっぱりパリにはこういうのが似合う。

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カルティエ現代美術財団、とっても楽しい美術館でした。
春から夏にかけて20区やグランパレでパリのグラフィティの展覧会をやっていたそう。
見たかった~。
そうそう、この美術館では来年、なぜか北野武の展覧会をやるそうです。



05:56 | アート | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Jules Lavirotte 7区

ジュール・ラヴィロット(Jules Lavirotte)は、アール・ヌーヴォーを代表するパリの建築家のひとり。
パリ・ファサードコンクールを3度も受賞しているそう。

彼の建築物はパリに10軒くらいあります。
そのうち今日(9月28日)は、7区にある建築物3つを見てきました。

まずは彼の代表作であるこちら。
1901年に完成したAvenue Rappにある集合住宅です。

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彼の作品には、セラミック作家、アレクサンドル・ビゴ(Alexandre Bigot)の作品が使われています。
エクトール・ギマールなんかも彼の作品を建築物に使用しています。

この作品、装飾がすごい!

上の方には人の顔。

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ここには牛。

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入口はこんな感じ。

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入口の上の方は人・人・人。

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丸い窓がかわいい。

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こちらの窓はエレガントな感じが素敵。

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ドアの取っ手はとかげ。

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こんな下の方も抜かりなし。

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やっぱり3階より上の、植物モチーフがごちゃごちゃしている部分が好き。

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さてさて、次は歩いてすぐのところRue Sédillotにある1899年の作品、モンテシュイ邸。
現在はリセ・レオナルド・ダヴィンチになっています。
こんなリセに通えるなんていいな~。

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このシンプルで個性的なアイアンワークも素敵。

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窓の形も、バルコニーのアイアンワークもかわいい。

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そして最後は、これまた歩いてすぐのSquare Rappにある、1900年に造られた集合住宅。

Square Rappに足を踏み入れると正面に見えるのがこれ。
これ、だまし絵なんです。

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そしてその左手にあるのが集合住宅。

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入口。
ガラスと植物モチーフのアイアンと木の組み合わせ。

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お花がかわいい。

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柱の下の方にもお花のモチーフ。

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正面から見上げるとこんな感じ。

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ベージュの壁に薄いグリーンがマッチしていて素敵。

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バルコニーの下や円状の窓の上にも細かい装飾。

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帰ろうと思って振り返ったら、エッフェル塔が正面に見えました。

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7区、初めてぶらぶらしてみたけど、建物がきれいで歩いているだけで楽しかった!
7区にはまだラヴィロットの建築物があるようなので、また近いうちに行ってみようと思います。



04:56 | アート | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

Musée d'Art Moderne de la Ville de Paris et laTour Eiffel

今日(9月20日)は、パリ市立近代美術館(Musée d'Art Moderne de la Ville de Paris)に行ってきました。

この美術館は入場無料。

ラウル・デュフィの巨大な作品。

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マティス。

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モディリアーニ。

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ビュッフェ。


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かわいい壺。

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モダンアートの美術館なんだけど、やっぱりNYの美術館の方が面白い!
心ひかれる作品はあんまりありませんでした。

私が好きな作品はこんな感じ。
ヘンテコなものほど心ひかれます。

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もっとヘンテコなアートが見たかったけれど、久しぶりの美術館、じっくり堪能できました。

美術館のカフェから見えるはエッフェル塔。
せっかくだから行ってみよう。

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行く途中の並木道で見かけたアートな木たち。

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幹の色具合に柄がまさにアート!
同じ木なのに、なんて個性的。

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橋の手前からぱちり。

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橋を渡っていると、

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こんな人も。
パリではよく見かけるパフォーマンスアート。

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セーヌ川には観光遊覧船がいっぱい。

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エッフェル塔の下に到着。

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下から見上げたらこんな感じ。

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観光客に群がる物売りのおにいちゃんたちを見てると面白い。
最初はエッフェル塔の置物1つが5ユーロ。
首を横に振り続けると3つで1ユーロ。
それは安すぎじゃ?

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横にある公園で一休み。
ちょうどいい天気で心地いい。

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メトロの駅に向かう途中の道からもぱちり。
こっち側から見た方が色がキレイ。

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向こうに見えている人は看板です。

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Bastilleの近くにあるカフェでお食事。
無意識のうちに、フランス語ではなく英語を使ってました!
旅行気分のままでした。
ここに住むんだから、分からなくてもフランス語使わなきゃ。

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Chocolat chaud を飲みつつ読書。
計2時間近くのんびり。

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帰りに薬局に行ったんだけど、やっぱり数字が聞き取れない!
フランス語の数字、とっても苦手。

観光もいいけど、フランス語勉強しよう!!




02:40 | アート | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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